葬儀(2025年4月26日):キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下の葬儀が執り行われる

 2025年4月26日、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)の葬儀が執り行われました。

 

 教皇フランシスコ、いつくしみと福音の喜び伝えた寄り添う牧者 – バチカン・ニュース

教皇フランシスコの葬儀ミサが、4月26日、バチカンでとり行われた。ミサを司式した、枢機卿団主席ジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿は、説教の中で、同教皇の教会と世界に対する奉仕を思い起こした。

 教皇フランシスコの葬儀ミサ、バチカンで – バチカン・ニュース
 教皇フランシスコの棺、人々に見送られ、聖マリア大聖堂へ – バチカン・ニュース
 聖マリア大聖堂で、教皇フランシスコの棺の埋葬 – バチカン・ニュース

 教皇フランシスコ葬儀ミサ説教 | カトリック中央協議会

葬儀ミサは、枢機卿団、東方典礼教会の総大司教が共同司式し、首席枢機卿のジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿(89歳)が主司式しました。

 教皇フランシスコのロジト(埋葬証明書) | カトリック中央協議会

 

ライブ映像/
Vatican News:
Santa Messa Esequiale per Papa Francesco LIS – YouTube

 

ライブ映像 保存版?/
Vatican News:
Funeral Mass for Pope Francis, April 26, 2025 – YouTube

 

Vatican News:
Highlights – Funeral Mass for Pope Francis – YouTube

 

Vatican News:
Highlights – The translation of the late Pope Francis' body to the Basilica of Saint Mary Major – YouTube

 

ROME REPORTS in English:
VIDEO ONLY: This is how Pope Francis´casket was placed in St Peter´s Square – YouTube

 

ROME REPORTS in English:
VIDEO ONLY: St. Peter’s Square bids farewell to Pope Francis one last time – YouTube

 

ROME REPORTS in English:
VIDEO ONLY: Pope Francis bids farewell to Rome in a final ride in popemobile – YouTube

 

ROME REPORTS in English:
VIDEO ONLY: Pope Francis bids farewell to Rome in a final ride in popemobile – YouTube

 

東方典礼カトリック教会の各教会の首座ら/
FOX 29 Philadelphia:
Prayer of the Eastern Catholic Churches for Pope Francis – YouTube

 

アルメニア使徒教会/キリキア・カトリコスアラム1世聖下/
Cilicia TV:
Արամ Ա. Վեհափառ Հայրապետը մասնակցեցաւ Ֆրանսիս Պապի յուղարկաւորութեան արարողութեան — 26.04.2025 – YouTube

 

 (英語:ローマ教皇聖座 公式ウェブサイト)Exequial Mass for the late Roman Pontiff Francis, 26.04.2025

(英語:バチカンニュース)
 Cardinal Re at Requiem Mass: Pope Francis, a shepherd of the people – Vatican News
 Pope Francis is buried in St Mary Major – Vatican News
 Pope’s burial place a powerful symbol of papacy – Vatican News
 From Argentina to Congo and Portugal, the world pays tribute to Pope Francis – Vatican News
 The farewell to Pope Francis and those pages of the Gospel turning in the wind – Vatican News

 

 マルタ騎士団総長・公ジョン・ティモシー・ダンラップ殿下(His Most Eminent Highness Fra’ John Timothy Dunlap, Prince and Grand Master of the Sovereign Military Order of Malta)
 マルタ騎士団“グランド・チャンセラー”【外務大臣・内務大臣相当】リッカルド・パテルノー・ディ・モンテクーポ閣下(サン・ニコラ公爵 : ポッツォマウロ公爵 : カレンツィア公 : モンテクーポ伯爵 : Grand Chancellor, His Excellency Riccardo Paternò di Montecupo, Bailiff Grand Cross of Honour and Devotion in Obedience, Duke of San Nicola, Duke of Pozzomauro, Prince of Cerenzia ,Count of Montecupo)
 が参列。
 (英語:マルタ騎士団 公式ウェブサイト)Pope Francis, the world’s final farewell and the tribute of the Order of Malta

XユーザーのOrder of Maltaさん: 「Grand Master Fra' John Dunlap, together with the #OrderofMalta's high charges, at the solemn funeral of Pope Francis. 200,000 faithful from all over the world gathered this morning to bid their final farewell to the Holy Father. © Vatican Media https://t.co/bWBoLXRBZx https://t.co/9y0R4fya7o」 / X

 

 ウルヘル司教で、個人として大司教に叙されているジュアン=エンリク・ビベス・イ・シシリア座下(Archbishop Joan-Enric Vives i Sicília, Bishop of Urgell, Episcopal Co-Prince of Andorra)が参列(アンドラ公国共同統治公)。

東方典礼カトリック教会の首座らの参列者:
 アルメニア東方典礼カトリック教会首座/キリキア総大司教カトリコスのラファエル・ベドロス21世ミナシャン座下(ベイルート司教 : His Beatitude Patriarch Raphaël Bedros XXI Minassian, I.C.P.B., Patriarch Catholicos of Cilicia, Bishop of Beirut)
 カルデア東方典礼カトリック教会首座/バグダッド総大司教ルイ・ラファエル1世サコ枢機卿座下(His Eminent Beatitude Louis Raphaël I Cardinal Sako, Patriarch of Baghdad, Archbishop of Baghdad, Chaldean Patriarch)
 シリア東方典礼カトリック教会首座/アンティオキア・東方全土総大司教“モラン”・“モル”・イグナティウス・ヨセフ3世ヨナン座下(His Beatitude Patriarch Moran Mor Ignatius Youssef III Younan, the Patriarch of Antioch and All the East for Syriac Catholic Church)
 シリア・マラバル東方典礼カトリック教会(シロ=マラバル東方典礼カトリック教会)首座/エルナクラム=アンガマリー首位大司教“マル”・ラファエル・タッティル座下(His Beatitude Archbishop Mar Raphael Thattil, Major Archbishop of Ernakulam-Angamaly)
 シリア・マラバル東方典礼カトリック教会(シロ=マラバル東方典礼カトリック教会)/エルナクラム=アンガマリー名誉首位大司教“マル”・ジョージ・アレンチェリー枢機卿座下(His Beatitude Mar George Cardinal Alencherry, Major Archbishop Emeritus of Ernakulam-Angamaly)
 シリア・マランカラ東方典礼カトリック教会首座/トリヴァンドラム首位大司教カトリコス(ティルヴァナンタプラム高位大司教)バセリオス・クレーミス・トットゥンカル枢機卿座下(His Eminent Beatitude Baselios Cleemis Cardinal Thottunkal, The Major Archbishop Catholicos of Trivandrum【Thiruvananthapuram】)
 メルカイト東方典礼カトリック教会首座/アンティオキア・東方全土(、アレクサンドリア、エルサレム)総大司教ユーセフ・アブシ座下(His Beatitude Patriarch Youssef Absi, S.M.S.P., Patriarch of Antioch【Antiochia】 and All the East, of Alexandria and Jerusalem of the Melkite Greek Catholic Church)

 ウクライナ東方典礼カトリック教会首座/キーウ=ハールイチ首位大司教スヴャトスラフ・シェウチューク大司教座下(His Beatitude Archbishop Sviatoslav Shevchuk, Major Archbishop of Kyiv-Halyč : キーウ大司教 : Archbishop of Kyiv)

 スロバキア東方典礼カトリック教会プレショフ大司教ヨナシュ・マキシム座下(Archbishop Jonáš Maxim, M.S.U., Archbishop of Prešov)
 ハンガリー東方典礼カトリック教会ハイドゥドログ大司教コチシュ・ペーテル・フュレプ座下(Archbishop Péter Fülöp Kocsis, Archbishop of Hajdúdorog)

 

他教派の参列者:
 (英語:ローマ教皇庁 キリスト教一致推進評議会 公式ウェブサイト)2023 01 05 Representatives of other Churches funerals Francis
※他教派の聖職者について一覧かどうかはわかりませんが、多くの方の名が並んでいます。

東方正教会/
 コンスタンティノープル=新ローマ大主教・全地総主教バルソロメオス聖下(バーソロミュー1世世界総主教バルトロマイ1世ヴァルソロメオス1世 : His All-Holiness Bartholomew, Archbishop of Constantinople-New Rome and Ecumenical Patriarch):
 (ギリシャ語)Ο Οικουμενικός Πατριάρχης στην εξόδιο Ακολουθία του αειμνήστου Πάπα Ρώμης Φραγκίσκου – Οικουμενικό Πατριαρχείο
 カルケドン府主教エマニュエル座下(His Eminence Metropolitan Emmanuel of Calcedon)
 イタリア府主教/南欧全土における首座代理ポリカルポス座下(His Eminence Metropolitan PolykarposPolycarpos】 of Italy and Exarch of All Southern Europe)

 アレクサンドリア総主教庁:
 リビア府主教ゲンナディオス座下(His Eminence Gennadios, Metropolitan of Libya)
 イリノポリス府主教ディミトリオス座下(His Eminence Metropolitan Dimitrios of Irinopolis)

 アンティオキア総主教庁:
 ビブロス・バトルン府主教(レバノン山脈府主教)シルアン座下(His Eminence, the Most Reverend Metropolitan Silouan of Byblos, Batroun and Dependencies)
 フィリッポポリス府主教ニフォン座下(His Eminence, the Most Reverend Niphon, Metropolitan of Philipopolis)

 エルサレム総主教庁:
 カタール大主教マカリオス座下(His Eminence Archbishop Makarios of Qatar)

 ロシア正教会モスクワ総主教庁:
 モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教アントニー座下(His Eminence Metropolitan Anthony of Volokolamsk, Chairman of the Department for External Church Relations of the Moscow Patriarchate)
 プラトン府主教座下(His Eminence Metropolitan Platon, former Metropolitan of Feodosija and Kerch)

 セルビア正教会:
 スイス主教アンドレイ座下(Bishop Andrew of Switzerland)

 ルーマニア正教会:
 西欧・南欧府主教ヨシフ座下(イオシフ府主教 : His Eminence Metropolitan Iosif of Western and Southern Europe)

 ジョージア正教会(グルジア正教会):
 渉外局長/ズグジジ・ツァイシ府主教ゲラシメ座下(His Eminence Metropolitan Gerasime of Zugdidi and Tsaishi)

 キプロス正教会(キプロス大主教庁):
 キティオン府主教ネクタリオス座下(His Eminence Metropolitan Nektarios of Kition)

 ギリシャ正教会(アテネ大主教庁):
 デメトリアス・アルミロス府主教イグナティオス座下(His Eminence Metropolitan Ignatios of Demetrias and Almyros)

オリエント正教会:
 シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran Mor Ignatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church):
‎قداسة… – His Holiness Patriarch Mor Ignatius Aphrem II | Facebook

 アルメニア使徒教会/聖エチミアジン母座/全アルメニア人のカトリコス・最高総主教ガレギン2世聖下(His Holiness Karekin IIGaregin II】, Supreme Patriarch and Catholicos of All Armenians):
 (英語:アルメニア使徒教会 聖エチミアジン母座 公式ウェブサイト)MSoHE | Catholicos of All Armenians Participates in the Final Farewell and Funeral Ceremonies of Pope Francis
… – Մայր Աթոռ Սուրբ Էջմիածին/ Mother See of Holy Etchmiadzin | Facebook

 アルメニア使徒教会/キリキア・カトリコスアラム1世聖下(His Holiness Aram I, Catholicos of Great House of Cilicia):
 (英語:アルメニア使徒教会 キリキア・カトリコス庁 公式ウェブサイト)His Holiness Catholicos Aram I Participated in the Funeral Service for Pope Francis – Armenian Church Catholicosate of Cilicia
Armenian Church, Holy See of Cilicia | Facebook

東方教会(景教、通称:ネストリウス派、など):
 アッシリア東方教会の首座/第122代カトリコス=総主教“マル”・アワ3世ロイェル聖下(His Holiness Mar Awa III Royel, The Catholicos-Patriarch of the Assyrian Church of the East):
ܦܫܠܗ… – His Holiness Catholicos-Patriarch Mar Awa III | Facebook

 

関連:
 訃報(2025年4月21日):キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が帰天(1936~2025)

キリスト教/“ウクライナ正教会”の現状と、NHKが“ウクライナ正教会大主教”と呼ぶ人物が実はほとんどの教会に認められていないことについて(2022年9月)

注記2:
 キリスト教/東方正教会コンスタンティノープルの司祭が「バルソロメオス総主教のウクライナにおける行動は誤り」(2023年10月)

 

注記:
 ある Twitter(ツイッター) ユーザがこのページにリンクして、「コンスタンティノープルが認めたから正統性がある」と発言したり、プロフィールで「ウクライナ正教会信徒」を自称(詐称したり、「モスクワの信者は怖いね」とか言ったりしているそうです。
 信徒を詐称するのは宗教へのヘイト行為ですし、コンスタンティノープルは NHK などがいう“ウクライナ正教会”(OCU)にウクライナ国外での活動を認めていませんので、日本国内で「ウクライナ正教会信徒」などというのはコンスタンティノープルが認めていることに反しているか、あるいは別集団です。なんで「コンスタンティノープルが認めたから正統性がある」とかいってるのか、よくわからないですね。コンスタンティノープルが何を認めたか何一つ知らないでしょうが、あなたの行為をコンスタンティノープルは認めていません
 なにひとつ調べずに、不特定多数が見ることが可能な場所で、特定の宗教の信徒を詐称する時点で………(伏字)のような気がしますので、こちらこそ怖いのですが、「ネットの闇」のような人物に支持されて、コンスタンティノープルと OCU も大変ですね(ひどい結末になるでしょう)。

 

Q:
 コンスタンティノープルが認めたら正統性がありますか?
A:
 伝統的なキリスト教の教会では、神学と教会法により、何が可能かは決まっています。
 コンスタンティノープルを旧統一教会の教祖のようなものと勘違いしているのか、コンスタンティノープルが自由にすべてを決められると思っている人がいますが、そんなことはありません。
 カトリックでも、ローマ教皇が何もかも自由に決められるわけではありませんし(だから中国当局と妥協します)、コンスタンティノープルにはローマのような権限はありません(ないというのがこれまでの話でしたが、急にあると言い出しました。ですが、ローマと同じ権限があるとしても、なんでも自由にできるわけではありません)。
 コンスタンティノープルはこれを雑に無視して行動したので、東方正教会の多数派からその行動は支持されていない状況です。

Q:
  NHK の報道に出てきた“エフストラティ大主教”は聖職者ですか?
A:
 コンスタンティノープルは神品(聖職者)として認めていませんでした。
 現在、聖職者であるとする理屈を苦心してひねりだそうとしていますが、数年たっているのに、まったくうまくいっていません
 主教である条件の根本に使徒継承(apostolic succession)というのものがあり、それを満たしていないので、どうにもなりません。
 過去や事実を捏造しまくれば説明できますが、どれほど広範囲に捏造する必要があるか見当もつきません。

Q:
 “エフストラティ大主教”による洗礼は有効ですか?
A:
 無効ですし、それがおこなわれた時にコンスタンティノープルに聞けば無効だと答えたでしょう。
 今も、コンスタンティノープルは有効だとしていませんし、前提となる“エフストラティ大主教”を聖職者だとする理屈も組み立てることができていません
 この状況では、無効としかいいようがない
 これで有効なら、教会は必要ない
 キリスト教はこの世に必要ないと思っている人が「コンスタンティノープルが認めたから正統性がある」とか恥知らずにもコメントし、信徒を自称(詐称)しているので、あきれています。

Q:
 “エフストラティ大主教”による“洗礼”を無効だとすると、“洗礼”を受けた人たちが怒るのではないですか?
A:
 誰かが怒っているからその宗教的な主張は絶対に正しい・正しくするべきだ、というのはムチャクチャなお話です。だいたい宗教分裂が起こるときは双方に怒っている人はいるわけで、こんな雑な理屈を展開する人物だから、信徒を詐称するヘイト行為をおこなうんだろうなと思うしか。
 その“洗礼”を有効としたいならば、一番厳密に言えば、それがおこなわれた時点で“エフストラティ大主教”が教会法上合法な主教でなければなりません。そのための方法は、歴史的な事実を捻じ曲げることです。それで納得できるならどうぞ、としか。
 もう一つはコンスタンティノープルが皆(東方正教会の)が納得する新たな神学理論を展開することですが、(予想通りですが)数年たってお粗末なものしか出てこず、どうにもならないでしょう。

Q:
 コンスタンティノープルの行動を認めないのは「モスクワの信者」ではないのでしょうか?
A:
 上記のようにコンスタンティノープルはルールを完全に無視しています。よって東方正教会の多数派からは認められていません。
 自分たちの行動について説明をまるでせず、批判されれば「ロシア人も雑なことをやった」で済まそうとするのは、ロシア人が悪いと主張すれば何もかも正統化できると思っているかのように見えます。その行動を支持する人の主張もまた、同じような方向を向いているのは興味深いところですが。
 「ロシア人が悪ければ神学や教会法や歴史的事実をいくらでも捻じ曲げてもいい」というのは、なんというか、キリスト教ではないような気がしますけどね。
 そもそも東方正教会は一つの教えを奉じている(ことになっている)わけであって、モスクワの信者=東方正教会の信者=コンスタンティノープルの信者になります。「モスクワの信者」というのが批判か何かだというなら、コンスタンティノープルにモスクワと縁を切るように要求してみたらいい。モスクワ側からはすでに縁を切っています。コンスタンティノープル側からは縁を切れないのです。コンスタンティノープルの主張する信徒数が一気に半分になっちゃいますからね。逆にいうとプーチン大統領はコンスタンティノープルが正統性を認めた、コンスタンティノープルの信者(信徒)のままです(コンスタンティノープル側からは)。

 


以下、過去の記事。
※いくつかの雑多な記事からひっぱてきているので、長いし読むには適しません。
 ↑で言いたいことは全部書いているので、読む必要はありません。


 

 カトリックでは、神学と教会法により、ローマ教皇にも不可能なことがあります。後付けでなんとかなる、というのは歴史の修正主義みたいなものです。
 東方正教会では、コンスタンティノープルとか一般的にいわれているトルコ共和国の少数派宗教団体(ギリシャ系トルコ人だけしかトップになれない閉鎖的な集団)にはそもそもローマ教皇に及ぶような権限がもともとありませんが、今回、彼らは自分たちは何をやってもよいとか唐突に言い出しました。神学と教会法を無視したため、これはギリシャ系トルコ人は絶対に偉い・何をしてもいいんだと言っている新興宗教のようなもの。しかも、トルコ国内の団体のため、実は彼らはエルドアン大統領が強引にやればなんでも従うしかない程度の存在です。なんだ、コンスタンティノープルというのはエルドアン大統領真理教なのか、と思ってもらってもいいくらい。

 ギリシャ共和国は憲法によってファナル(コンスタンティノープルのこと)とコミュニオンにある教会を国教のような扱いとしている為、その政治家は隣国トルコの宗教団体の影響から逃れられません。隣国の新興宗教によって政治家がどうこう、というのは最近聞いたような気がしますね。そう、旧統一教会です。「(神学と教会法を無視しても)コンスタンティノープルが認めたから正統性がある」というのは、「旧統一教会のまことのお母さまが認めたから正統性がある」というのと変わりません(旧統一教会は興味ないので良く知りませんけど)。 Mother Church という言葉を見るたびに、「まことのお母さまの教会」と訳したくなります。これは旧統一教会のせいではなく、ルールを無視したファナルが旧統一教会と同レベルに見えるせいですが。
 話がずれましたが、ファナルの行動に問題があると思わない人が多いから旧統一教会の規制が難しいというのははっきりと感じます。これは日本だけでなく世界中でそうですが。というかまあ無理なんだろうなと思います。信教の自由というのは、旧統一教会の自由であり、ファナルがいきなり適当な発言や行動をしだす自由だということなんでしょう。

 伝統的なキリスト教の教会は使徒継承(apostolic succession)というのを重視します。
 これは使徒からの叙階・叙聖が連綿と続いているという考えで、これが成立していなければ聖職者などなく(他の信者と違いがないので、彼らだけが可能なことがありえない)、従ってローマ教皇が偉いとか、ファナルが認めたとかは成立しません。使徒継承がないなら、他の人間が認めても一緒旧統一教会が認めても一緒。
 ファナルは、ウクライナにオーソドックス・チャーチ・オブ・ユクレイン【OCU】(“ウクライナ正教会”とか報道されていますが、すでに別組織で、2018年までファナルも認めていた集団があります)という、使徒継承が成立していない人物をトップに据えた集団を独立正教会と認めました
 使徒継承が成立していない人物を聖職者と認めるのはファナルには不可能です。したくても不可能だというのがルールです。ルールを無視していいなら、キリスト教系インチキ宗教です。もちろん、しっかり考えて変更してプロテスタントになるならインチキ宗教ではありませんが、ギリシャ系の人種がいうのは「コンスタンティノープルを失ったら、適当に寄り集まっているだけのルター派と同レベルになってしまう!」(=ファナルがどんなルール違反をしてもついていかなければならない)という、ひどすぎる思想
 ファナルが、使徒継承が成立していない人物を今から聖職者にするのは可能ですが、過去からすでに聖職者だったとできるというのは歴史の修正主義です。根拠とする事実がまったくないので。あるいは過去改変能力でもあるのでしょうか? 「(神学と教会法を無視しても)コンスタンティノープルが認めたから正統性がある」というのは、歴史修正主義を支持しているか過去改変能力があると信じているかという話で、この人たち( NHK を含む)の頭は大丈夫かと思われます。いや、単に宗教というのは教祖さまが自由になんでもできるもの、教祖さまに逆らうなバーカと思っているのでしょう。したがって教祖さまのために献金しろ、当然のことだバーカということになるわけで、なんだ、あなたたち( NHK を含む)は旧統一教会を支持してるのか結局。旧統一教会に入信したらいいじゃないか。

 


 以下、過去の記事。

 

  NHK がいう「ウクライナ正教会」、すなわちコンスタンティノープルが2019年に一方的に独立正教会として承認した OCU (Orthodox Church of UKraine)は、現時点(2022年10月31日時点)で
 コンスタンティノープル
 アレクサンドリア総主教庁
 ギリシャ正教会
 キプロス正教会
という、コンスタンティノープルに逆らえない教会(逆らえなかった教会)からしか承認を受けておらず、承認していないのは、
 ロシア正教会の他、
 アンティオキア総主教庁、
 エルサレム総主教庁、
 ジョージア正教会【グルジア正教会】、
 ルーマニア正教会、
 セルビア正教会、
 ブルガリア正教会、
 ポーランド正教会、
 チェコ・スロバキア正教会、
 アルバニア正教会、
 (マケドニア正教会-オフリド大主教庁、)
 (アメリカ正教会)
 の11(or13)の独立正教会教会(=多数派)となっています。

 ロシア正教会だけでも東方正教会の信徒数の半分くらい
 コンスタンティノープルとそれに追随する教会群の信徒数は全体の一割くらい

 また、上記の11の独立正教会は OCU を独立正教会として認めていないのみならず、教会法上合法な教会としても認めていないため、これらの11教会にとって OCU の“聖職者”( NHK がウクライナ正教会大主教とした “エフストラティ大主教”や“司祭”らを含む)は聖職者の格好をしたただの平信徒にすぎません。あるいは東方正教会の信者ですらないとの判断すらあります
 共同で礼拝をおこなわないのみならず、エルサレム総主教などは一方的に訪問してきた彼らに会うことを拒否しています。好ましからざる人物あつかいということです(そもそも一方的に訪問してくる時点で失礼ですが)。

 この状況はウクライナ国内にも反映されています。
 もともとロシア正教会系の教会法上合法なウクライナ正教会【UOC = Ukrainian Orthodox Church、今年、状況により仕方なくモスクワからの“独立”を宣言】という別組織があるためです。
 そもそももともとコンスタンティノープルは UOC を正統だと認めていたんですが……唐突に言うことを変えて、コンスタンティノープルの言うことは絶対(=新興宗教の教祖が好き勝手いうようなもの)だと言い出して、反感を買って、上記の如くの有様。
 この UOC の主教らは現在でもコンスタンティノープルを含むすべての独立正教会から教会法上合法な聖職者と認められており、また、コンスタンティノープルを含む少数派以外からは、ウクライナの唯一の教会法上合法な教会と認められています(ただし、どちらについても、“独立”の宣言によりモスクワ総主教庁からの扱いがどうなっているかは当方は把握していません)。
 アンティオキア総主教は今年に UOC の首座オヌフリー府主教座下へ支持するメッセージを出しており、エルサレム総主教はかつてオヌフリー府主教を「神がこの難局を乗り越えるために選んだ人物」とまでたたえています。実はアンティオキアとエルサレムの間には管轄権をめぐって争いがありますが、ウクライナにおいてはコンスタンティノープルの強引なやり方を支持しないことで一致しています。

 このようにウクライナにはもともと教会法上合法であり、今も多数の独立正教会から支持されている教会= UOC という組織があるにも関わらず、 NHK はこの現実を無視して報道して、11の独立正教会が支持していない OCU が唯一存在する広範囲な支持を受けている教会であるかのように報道しています(し続けています)。おまえなぜウソをつくんだい?

  NHK のせいか、 OCU を認めていないのはモスクワだけなどという何の根拠もない思い込みを語っている人や、認めない連中はモスクワの信者だけなどと語る人もおりますが、上記のロシア以外の10教会が本当にモスクワの信者とでも思っているのでしょうか? 仮にそうならコンスタンティノープルを追い出すなり、モスクワがトップだと宣言するなりしても差し支えないでしょうに。なんでそうしないんですか? 現実は「コンスタンティノープルがルール違反なことをしたが、さすがにコンスタンティノープルを追放することは不可能なので、その決定(= OCU )に反対したりスルーしたりしている」という状況です。
(個人的にはコンスタンティノープルの行動は完全に異端なので破門するべきと思ってますし、そうしないのならば東方正教会はもはや古代から続く使徒継承教会と見なせません。カトリック教会は彼らを「プロテスタント」か「キリスト教に含まれない宗教団体」のどちらかに分類しなおすべきです。真面目にやりたいならですが。まあ、やりたくないなら、やらなくんていいんじゃないでしょうか。ただ、伝統的な教会がこれでは、旧統一教会も、伝統的なキリスト教も大差ないとしか)

 つまり、 NHK の報道は、特定の宗教の現状に関して異論が噴出し、それが原因でウクライナ社会の分断が深まった/深まり続けているのに、その現実を無視した極めて不誠実で一方的な前提にもとづいているものであるといえます(いちおう言っておきますと、教会法や聖職者の地位以外の内容部分、ロシアの行動を取り扱った部分について批判や否定をしているわけではありません)。
  NHK には、他の立場の人々はまったく見えてない、というのはいつものことかもしれませんが。
関連:
 インタビュー記事(イタリア語):キリスト教/カトリック教会/リヴィウ大司教ミェチスワフ・クシツキ座下「ロシアの言語と教会を禁止するのは間違い」(2022年11月)
※ウクライナ国内のロシア語話者とロシア正教会系(再度言いますが今年やむなく“独立”を宣言)の UOC の置かれている立場を憂慮しているポーランド人のカトリック大司教によるインタビュー記事です。
※なお、当然のことながら、 UOC はもともとウクライナの唯一の教会法上合法な教会なので、ロシア語話者しか信徒がいないわけではありません。

  NHK は21世紀に入っても、ロシア語講座の母国語講師にウクライナ人を起用するなどロシアとウクライナを適当に、あるいは「兄弟国」として扱い、いざ状況が変わればまた別の方向へ雑なことをおこなっているように見えます。まあこれもいつものことなんでしょう。他の分野でもこんなもんなんでしょう。そんなんだから NHK ~党(?)というところが勢力を持つのでしょう。自滅

 雑な行動の結果、コンスタンティノープルは調停者役としての資格を失いつつあります。教会の本拠地別でいえばギリシャとキプロスとトルコ(コンスタンティノープル=イスタンブール)とエジプト(=アレクサンドリアがある)しか従っていない。

 また、コンスタンティノープルが、もともとモスクワ総主教庁系の UOC を正統と認めていたことも考えてみれば、 OCU をあっさりと見捨てて処分する可能性すらあります。一般常識として、自分たちが重要としてきたルールについて適当なことを言いだした宗教団体なんてなんにも信用できないんですよ。次にどんないい加減なことを言い出すかわかったものではない。

 

追記:
 なお、ギリシャ人系の人々が、たいして確認もせずに他の人々に対してきわめて雑に行動している例は過去にもありました。

 キリスト教/キプロス大主教クリソストモス2世座下が、“北キプロス・ロシア正教会”を批判(2019年8月)在外ロシア正教会と、在外ロシア正教会から分離した(通称)“アガファンゲル・シノド”の区別がついていないのでは……

 

追記2:
 ローマ教皇聖座と中華人民共和国の司教任命に関する暫定合意がさらに2年間延長(2022年10月)
 上記からリンクしたバチカンニュース英語版の記事(Cardinal Tagle: A decision to safeguard apostolic succession for Chinese Catholics – Vatican News)で、フィリピンのタグレ枢機卿座下は、カトリック教会・教皇と、営利企業とその CEO の比較のたとえを出した後、この二つが同じようなものであるということを否定し、司教(ビショップ)ひとりひとりが使徒の継承者であることを強調、それを維持することの必要性を説いています。
 そうでなければ、機密(秘跡 : 秘蹟)は有効にならず、よって使徒継承性を満たす司教を中国に存在させ、信徒に有効な秘跡を受け続けさせるために、バチカンは中華人民共和国と(いやいやながら)合意を結んでいるわけです。
 この理由を理解していないのか、中国側はしょっちゅう合意を破って勝手な決定をしています。「後でローマ教皇が認めたら正統性があることになるから、先にマウントとっちまえばいいだろ」(=中国共産党は「後からでもコンスタンティノープルが認めたから正統性がある」とか主張する連中と同レベル)ということです。が、神学と教会法により、ローマ教皇でも後から正統化することができないことというものが当然あり、それゆえに決定にその時点でローマ教皇が関わることが重要だと言っているわけです。

 コンスタンティノープルにこのレベルの行動はまったくありません。唐突に無意味なことをしただけ。よって OCU の“聖職者”は聖職者ではないですし、彼らのおこなう秘跡は無効です(11の独立正教会=多数派にとって)。無効だとコンスタンティノープルはずっとずっと言ってきたうえに、今も有効だとできる理由を示せていない。
 中国の司教は聖職者なのでその秘跡は有効です(カトリックにとって)。
 ローマとコンスタンティノープルのこの違い!

 使徒継承は、ローマ・カトリック教会、東方正教会、オリエント正教会、アッシリア東方教会、つまり古代から続く各教会に共通する根本的なルールといってもいいほどです。
 コンスタンティノープルは OCU の承認によって、使徒継承を否定したようなものです。
 タグレ枢機卿座下のコメントを読んだ後では(あるいはその前でも)、カトリックと現在の東方正教会を同格に並べるなど使徒に対して失礼としか言えません。

 

 そういうわけで。
 「コンスタンティノープルが認めたんだから正統性がある」などというのは理屈のうちにも入っておらず、「社長が決めてんだから黙って従えよバーカ笑」というレベルの悪口・おどしでしかありません。
 神と関係ありません
 キリスト教と関係ありません
 使徒と関係ありません
 単なる政治力にぎってる人間によるパワハラの類。
 いや、新興宗教の教祖さまが決めたのだから絶対だという話。バカバカしい。旧統一教会とコンスタンティノープルの区別もついていないのか。いや同類だと思っているのか。まあ同類(同じキリスト教)なのかもしれませんが。

 

追記(2022年11月):
 コンスタンティノープルの司祭(掌院)がテッサロニキ神学校で提出した論文に対して、反論する形でアルバニア正教会の聖シノドが声明を発表。あらためてコンスタンティノープルの行動を批判、 OCU は教会法上合法でない、その“主教”は主教ではないと指摘するような形となっています。
 論文の中身でアルバニア正教会に触れられている事柄が不正確で誤解を招くとしての発表のようです。
 (ギリシャ語:アルバニア正教会 公式サイト)Σχετικά μέ τή μεταπτυχιακή ἐργασία τοῦ Ἀρχιμανδρίτoυ π. Γρηγορίου Φραγκάκη γιά «τό ἐν Οὐκρανίᾳ ἐκκλησιαστικό ζήτημα». – Ορθόδοξος Αυτοκέφαλος Εκκλησία της Αλβανίας
 (英語:アルバニア正教会 公式サイト)Regarding the Master’s Paper Of the Archimandrite Fr. Grigorios Frangakis On “The Ecclesiastical Issue in the Ukraine”. – Orthodox Autocephalous Church of Albania

※アルバニア正教会の公式サイト、あまり更新の無い英語版にも掲載されました。
 英語版も掲載したのは、読める人の多い英語版を掲載しておかないといけない(=そうしないと一部のギリシャ人が勝手なことを言い出す)との判断でしょう。
 コンスタンティノープルの聖職者が唐突に新発明した神学的珍論(一部は完全に歴史の歪曲を含む)に対応するむなしさが感じられるとても良い文章だと思います。いや本当に。この(論文を書いたコンスタンティノープルの)聖職者は、カトリックの(本筋に関係ない)神学まで持ち出して主張をおこなっているようで、これではカトリック系新興宗教団体(なんだやっぱり東方正教会というのは、ただローマ・カトリック教会から分離したいい加減な少数集団だったのか! 早く帰一したらどうです?)。

 アルバニア正教会の府主教の一人はかつて「旧統一教会に一切かかわるな」と発言していましたが、伝統的な宗教団体(のはずのコンスタンティノープル)が自分で宣言していたルールも守らないようでは大変ですねとしか。旧統一教会が勢力を伸ばす理由の一端もわかるものです。

 21世紀にもなって、ムチャクチャにルールを破る伝統的なキリスト教と、それを支持するかのように「(自分たちが言っていたルールをいきなり破っても)コンスタンティノープルが認めたから正統性がある(だから信者は黙って献金しろ)」などといういい加減な人々。旧統一教会への規制が難航しているのは当然ですし、最終的に失敗するでしょう。

 

追記2:
 書籍形式PDFファイル(2022年11月 アラビア語・一部英語):キリスト教/コプト正教会首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下のスピーチを集めたもの。掲載写真のうちキリスト教指導者では、ローマ教皇フランシスコ聖下、ロシア正教会モスクワ総主教庁キリル聖下、エチオピア総主教“アブネ”・マティアス1世聖下、ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教アントニー座下を重要視か

 コプト正教会がロシア正教会を重視し、コンスタンティノープルはかけらも気にしていない写真構成だったという話です。というか、東方正教会の古代からの四大総主教庁はすべてスルー気味=その他大勢扱い。

 もっとも、そもそも非カルケドン派(=オリエント正教会)が五大総主教庁(ペンタルキー)をありがたがる理由は全然ないんですが。
 ローマとアンティオキアとアレクサンドリアは重要かもしれませんが、後二者はオリエント正教会に存在するので、後はローマ教皇だけになると。
 他は、東方正教会の信徒数の半分を占めるロシア正教会くらいしか重要なところがない、とまで思っているかはわかりませんが、アントニー府主教まで重要に扱っているところを見ると、コンスタンティノープル総主教というのは、結局のところロシア正教会モスクワ総主教庁の渉外局長を務める府主教よりはるかに下なのかと。

 


 

 コンスタンティノープルを東方の教会の代表のように扱い、そこと宥和することにより東西教会全体が宥和したかのように見せかけるというローマの目論見(?)は破綻しつつありますが、なんにせよどこももうムチャクチャなので、気のすむようにしたらいいんじゃないでしょうか。

キリスト教/ジョージア総主教【グルジア総主教】イリア2世聖下が、ジョージア首相に再任されたイラクリ・ガリバシヴィリ閣下と会見(2021年3月)首相は、総主教と教会への全面支持を約束

 2021年3月2日、キリスト教/東方正教会/ジョージア正教会【グルジア正教会】の首座/全ジョージアのカトリコス=総主教イリア2世聖下(His Holiness Catholicos-Patriarch Ilia II of All Georgia)は、ジョージア総主教庁にて、2月にジョージア首相【グルジア首相】に再任されたイラクリ・ガリバシヴィリ閣下(Irakli Garibashvili)と会見しました。

 首相は総主教への敬意を表明し、現在、総主教や教会へおこなわれている「前例のない」批判・非難に対し容認できないことと総主教や教会への支持を言明しました。

※具体的になんの件だかよくわかりませんが……。

 

Georgian Government(ジョージア政府【グルジア政府】公式サイト):
შეხვედრა სრულიად საქართველოს კათოლიკოს-პატრიარქთან – YouTube

 

 (英語:ジョージア政府【グルジア政府】公式サイト)Government of Georgia – Appearance 2021 | Irakli Garibashvili: Once again, I expressed my great respect, modesty and admiration to our Patriarch. We witnessed an unprecedented attack against the Church and Patriarch himself, which is absolutely unacceptable!

 

 (ジョージア語【グルジア語】:ジョージア正教会 総主教庁 公式サイト)საქართველოს საპატრიარქო | სრულიად საქართველოს კათოლიკოს-პატრიარქი პრემიერ-მინისტრ ირაკლი ღარიბაშვილს შეხვდა

საქართველოს საპატრიარქო ❲ოფიციალური გვერდი❳ | Facebook

 

 (英語:ルーマニア正教会通信)Georgian PM condemns "unprecedented attack" against Patriarch Ilia and the Orthodox Church – Basilica.ro

キリスト教/ロシア正教会ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下が、アメリカ正教会【OCA】のポドヴォリエ(東方正教会の大使館的権能を持つ)でもある聖堂で礼拝をおこなう(2020年12月)

 2020年12月7日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(ヒラリオン府主教 : His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))は、キリスト教/東方正教会/アメリカ正教会【OCA】のポドヴォリエでもある聖エカテリナ聖堂にて、聖大致命女エカテリナの祭日の礼拝をおこないました。
 キリスト教/東方正教会/セルビア正教会よりモラヴィツァ主教アントニイェ座下(His Grace vicar Bishop AnthonyAntonije】 of Moravica)ほか、チェコ・スロバキア正教会、ジョージア正教会【グルジア正教会】などから神品(聖職者)が参列したようです。
 また、アメリカ正教会【OCA】の首座/ワシントン大主教、全アメリカ・カナダ府主教ティーホン座下(His Beatitude Metropolitan Tikhon of All America and Canada, Archbishop of Washington)よりメッセージが届いたようです。

 

 (英語:ロシア正教会 モスクワ総主教庁 公式サイト)On commemoration day of St. Catherine, Metropolitan Hilarion of Volokolamsk officiated at the Church of St. Catherine the Great Martyr In-the-Fields  the representation of the Orthodox Church in America / News / Patriarchate.ru

 

 (ロシア語:聖エカテリナ聖堂 公式サイト)07.12.2020 г. СВЯТАЯ ВЕЛИКОМУЧЕНИЦА ЕКАТЕРИНА. ПРЕСТОЛЬНЫЙ ПРАЗДНИК | Храм Святой Великомученицы Екатерины на Всполье

 

Храм святой великомученицы Екатерины на Всполье – 07.12.2020 | Facebook

 

Поздравление Блаженнейшего Митрополита… – Храм святой великомученицы Екатерины на Всполье | Facebook

 

キリスト教/東方正教会の首座らが、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)

※情報が出たのを見つけたら追加します。

 

 キリスト教/東方正教会の首座らが永眠したキリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)への弔意を表明しています。

 

 (セルビア語:セルビア正教会 ザグレブ=リュブリャナ府主教庁 公式サイト)Помјесне Цркве жале за Патријархом Иринејем – Митрополија загребачко-љубљанска
※個別記事を見つけられなかった方々(コンスタンティノープル、アレクサンドリア、アテネ)も含んでいます。

 

キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East):

البطريرك يوحنا العاشر معزياً ببطريرك… – Antioch Patriarchate | Facebook

 

キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会の首座/ルーマニア正教会総主教ダニエル聖下(ブカレスト大主教 : ムンテニア・ドブロジャ府主教 : カエサレア・カッパドキアエ座代行 : His Beatitude Daniel, Archbishop of Bucharest, Metropolitan of Muntenia and Dobrudgea, Locum tenens of the throne of Caesarea Cappadociae, Patriarch of the Romanian Orthodox Church):

TRINITAS TV:
Mesaj de condoleanțe transmis Sfântului Sinod al Bisericii Ortodoxe Sârbe – YouTube

 (英語:ルーマニア正教会通信)Patriarch Daniel sends condolences to Serbian Holy Synod after repose of Patriarch Irinej – Basilica.ro

Basilica.ro (EN)さんはTwitterを使っています 「Patriarch Daniel sends condolences to Serbian Holy Synod after repose of Patriarch Irinej https://t.co/JWEqfWbZ8M https://t.co/Hdlrw8YkCv」 / Twitter

His Beatitude Patriarch Daniel expressed… – Basilica News Agency | Facebook

 

キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の首座/モスクワ・ロシア全土【ルーシ全土】総主教キリル聖下(キリール総主教キリイル総主教 : His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and all Russia【Rus’】):

 (セルビア語:セルビア正教会モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Његова светост Патријарх московски и цијеле Русије Кирил изразио је саучешће у вези са уснућем Његове светости Патријарха српског Иринеја | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

※今のところ、ロシア正教会のサイトで弔意の表明を見かけませんが、見落としているかもしれません。

 

キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁の管轄権下で高度な自治的権限を有するウクライナ正教会の首座/キエフ・ウクライナ全土府主教オヌフリー座下(His Beatitude Metropolitan OnufriyOnufry】 of Kiev and All Ukraine):

 (ウクライナ語:ウクライナ正教会 公式サイト)Співчуття Предстоятеля УПЦ Священному Синоду Сербської Православної Церкви з приводу кончини Святішого Патріарха Іринея – Українська Православна Церква

Соболезнование Предстоятеля УПЦ… – Українська Православна Церква | Facebook

 

キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁の管轄権下で自主的に行動している在外ロシア正教会【ROCOR】の首位、米国東部・ニューヨーク府主教イラリオン座下(His Eminence Metropolitan Hilarion of Eastern America & New York):

 (英語:在外ロシア正教会【ROCOR】公式サイト)The Russian Orthodox Church Outside of Russia – Official Website | His Eminence Metropolitan Hilarion of Eastern America and New York sends condolences to the Holy Synod of the Serbian Orthodox Church on the repose of His Holiness Patriarch Irinej
 (英語:在外ロシア正教会米国東部教区公式サイト)Metropolitan Hilarion sends Condolences to Holy Synod of Serbian Orthodox Church on Repose of His Holiness, Patriarch Irinej | Eastern American Diocese of the Russian Orthodox Church Abroad

 

キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁の管轄権下で自治的な権限を持つ西欧ロシア正教会大主教区の首座大主教/ドゥブナ府主教ジャン座下(イオアン大主教 : His Eminence Metropolitan JeanJohn】【Ioan】【Ioann】 of Dubna, Archbishop of the Russian Orthodox Churches in Western Europe):

 (フランス語:西欧ロシア正教会大主教区 公式サイト)Archevêché des églises orthodoxe de tradition russe en Europe occidentale – Lettre de condoléances de Mgr Jean de Doubna pour le décès du Patriarche Irénée de Serbie

 

キリスト教/東方正教会/ジョージア正教会【グルジア正教会】の首座/全ジョージアのカトリコス=総主教イリア2世聖下(His Holiness Catholicos-Patriarch Ilia II of All Georgia):

 (ジョージア語【グルジア語】:ジョージア正教会 総主教庁 公式サイト)საქართველოს საპატრიარქო | სამძიმარი სერბეთის პატრიარქის, უწმინდესი ირინეოსის გარდაცვალების გამო

საქართველოს საპატრიარქო ❲ოფიციალური გვერდი❳ | Facebook

 

キリスト教/東方正教会/ポーランド正教会の首座/ワルシャワ・全ポーランド府主教サワ座下(His Beatitude Metropolitan Sawa of Warsaw and All Poland):
 (セルビア語:セルビア正教会 モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Митрополит варшавски и све Пољске Сава: Саучешће поводом упокојења Патријарха Иринеја | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 

キリスト教/東方正教会/チェコ・スロバキア正教会の首座/チェコ・スロバキア府主教ラスティスラフ座下(プレショフ大主教 : His Beatitude Metropolitan Rastislav, Archbishop of Prešov, Primate of the Orthodox Church of the Czech Lands and Slovakia):

 (スロバキア語:スロバキア正教会 公式サイト)KONDOLENCIA SVÄTÉMU ARCHIJEREJSKÉMU SNEMU SRBSKEJ PRAVOSLÁVNEJ CIRKVI – Oficiálna stránka – Pravoslávnej cirkvi na Slovensku

Pravoslávna cirkev na Slovensku | Facebook

 

キリスト教/東方正教会/アメリカ正教会【OCA】の首座/ワシントン大主教、全アメリカ・カナダ府主教ティーホン座下(His Beatitude Metropolitan Tikhon of All America and Canada, Archbishop of Washington):

 (英語:アメリカ正教会【OCA】公式サイト)Metropolitan Tikhon Sends Condolences on the Falling Asleep of Serbian Orthodox Patriarch Irinej – Orthodox Church in America

Orthodox Church OCAさんはTwitterを使っています 「Metropolitan Tikhon Sends Condolences on the Falling Asleep of Serbian Orthodox Patriarch Irinej https://t.co/00UiVSf7uD https://t.co/AgqR0QL6NX」 / Twitter

Orthodox Church in America | Facebook

 

キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会の首座/ブルガリア総主教・ソフィア府主教ネオフィット聖下(His Holiness Patriarch Neophyte【Neofit】 of Bulgaria, Metropolitan of Sofia):

 (ブルガリア語:ブルガリア正教会 総主教庁 公式サイト)Новини | Съболезнователен адрес на Негово Светейшество Българския патриарх Неофит по повод кончината на Сръбския патриарх Ириней

Българска православна църква – Българска патриаршия | Facebook

 (セルビア語:セルビア正教会 モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Саучешће бугарског патријарха Неофита поводом смрти патријарха Иринеја | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 

キリスト教/東方正教会/アルバニア正教会の首座/ティラナ・ドゥラス大主教アナスタシオス座下(His Beatitude Archbishop Anastasios of Tirana and Durres, Primate of Albania):

 (英語:アルバニア正教会 公式サイト)Letter of condolences to the Orthodox Church of Serbia – Orthodox Autocephalous Church of Albania

 

世界教会協議会【WCC】事務総長【総幹事】代行ヨアン・サウカ(The Reverend Professor Dr Ioan Sauca):
※ルーマニア正教会の司祭ではないかと思います。

 (英語:世界教会協議会【WCC】公式サイト)WCC mourns loss of His Holiness Patriarch Irinej, head of Orthodox Church of Serbia | World Council of Churches

World Council of Churches (WCC)さんはTwitterを使っています 「In a letter of condolence to the Holy Synod of the Serbian Orthodox Church, World Council of Churches interim general secretary Rev. Prof. Dr Ioan Sauca expressed sadness at the passing of His Holiness Patriarch Irinej, head of Orthodox Church of… https://t.co/70TfSnfGhV #WCC https://t.co/k0N7jIucCj」 / Twitter

WCC mourns loss of His Holiness… – World Council of Churches | Facebook

 


ローマ・カトリック教会/

キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis):

 (セルビア語:セルビア正教会 モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Папа Фрања: Патријарх Иринеј је био човек вере и дијалога | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 

 ローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会議長クルト・コッホ枢機卿座下が、永眠したセルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)

 

キリスト教/ローマ・カトリック教会/ザグレブ大司教ヨシプ・ボザニッチ枢機卿座下(His Eminence Josip Cardinal Bozanić, Archbishop of Zagreb):

 (クロアチア語:ザグレブ大司教区 公式サイト)Sažalnica kardinala Josipa Bozanića, nadbiskupa zagrebačkog u povodu smrti patrijarha Irineja – Zagrebačka nadbiskupija

 (クロアチア語)Sažalnica kardinala Josipa Bozanića u povodu smrti patrijarha Irineja – IKA

 (セルビア語:セルビア正教会 モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Kардинал Бозанић изразио саучешће Синоду – Митрополија загребачко-љубљанска

 

キリスト教/ローマ・カトリック教会/クロアチア司教協議会議長のザダル大司教ジェリミール・プルジッチ座下(Archbishop Želimir Puljić, Archbishop of Zadar):

 (クロアチア語:ザダル大司教区 公式サイト)Sućut Srpskoj pravoslavnoj Crkvi predsjednika HBK, nadbiskupa Puljića, povodom smrti patrijarha Irineja – Zadarska nadbiskupija
 (クロアチア語)Sažalnica predsjednika Vijeća HBK za ekumenizam i dijalog u povodu smrti patrijarha Irineja – IKA
 (クロアチア語:クロアチア・セルビア東方典礼カトリック教会 公式サイト)SUĆUT PREDSJEDNIKA HBK I ZADARSKOG NADBISKUPA MONS. ŽELIMIRA PULJIĆA U POVODU PREMINUĆA PATRIJARHA SPC IRENEJA
 (セルビア語:セルビア正教会 モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Саучешћа католичких (над)бискупа из Хрватске и Словеније – Митрополија загребачко-љубљанска

 

キリスト教/ローマ・カトリック教会/バール大司教ルロク・ジョンレシャジ座下(コトル使徒座管理 : Archbishop Rrok Gjonlleshaj, Archbishop of Bar, Apostolic Administrator of Kotor):

 (セルビア語:セルビア正教会 モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Писмо саучешћа барског надбискупа поводом смрти Патријарха Иринеја | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 


プロテスタント/
スロベニア・アウグスブルク信仰告白福音教会監督レオン・ノヴァク座下(Leon Novak):
 (セルビア語:セルビア正教会 モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Саучешћа протестантских цркава – Митрополија загребачко-љубљанска