キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会のタヴシュ教区長バグラト・ガルスタニャン大主教座下(His Eminence Archbishop Bagrat Galstanyan, Primate of the Diocese of Tavush)がアルメニア共和国の首相候補への名乗りを挙げたようです。
2024年5月22日、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)は、ローマ教皇庁教理省長官ビクトル・マヌエル・フェルナンデス枢機卿座下(His Eminence Victor Manuel Cardinal Fernández, Prefect of the Dicastery for the Doctrine of the Faith)と会見しました。
枢機卿には、エジプト駐箚ローマ教皇大使ニコラス・ヘンリー・マリー・デニス・テヴナン大司教座下(アエクラヌム名義大司教 : Archbishop Nicolas Henry Marie Denis Thevenin, Titular Archbishop of Aeclanum, Apostolic Nuncio to Egypt, Apostolic Nuncio to Oman)が同行(なぜかコプト正教会の記事では毎回 Cardinal と表記されますが……)。
キリスト教/オリエント正教会/シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran MorIgnatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)は、自らの管轄権に属するインドのクナナヤ大主教区の、クナナヤ大主教・クナナヤ大主教区首位府主教“モル”・セヴェリウス・クリアコス座下(His Eminence MorSeverius【Severios】 Kuriakose, Archbishop and Chief Metropolitan of the Knanaya Archdiocese)を停職にしたと報道されています。
停職の理由は、クナナヤ大主教区の憲章を総主教の権限を低下させるように変えようとする動きを起こし、総主教が反対したにも関わらず、変更のための会議を開くことを決定したことが一つ。これに対し、同大主教区に所属する、
カリスズリー府主教“モル”・グレゴリオス・クリアコス座下(His Eminence MorGregorios Kuriakose, Metropolitan of Kallissery Region of the Knanaya Archdiocese)、
ラニ府主教“モル”・イヴァニオス・クリアコス座下(His Eminence MorIvanios Kuriakose, Metropolitan of the Ranni Region of the Knanaya Archdiocese)、
アメリカ・カナダ・欧州大主教“モル”・シルヴァヌス・アイユーブ座下(His Eminence MorSilvanus Ayyub, Archbishop of America, Canada and Europe Region of the Knanaya Archdiocese)、
らは、総主教に従う姿勢を見せているようです。
また、セヴェリウス・クリアコス座下は、シリア正教会とは別の教会(おそらくマランカラ正教シリア教会(インド正教会))の聖職者に接近しているともみられており、これに関しても総主教が説明を求めたものの、拒否したとされています。
コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)、
シリア正教会の首座/アンティオキア・東方全土総主教“モラン”・“モル”・“イグナティウス”・アフレム2世聖下(His Holiness Moran MorIgnatius Aphrem II, the Patriarch of Antioch and All the East, the Supreme Head of the Universal Syriac Orthodox Church)
アルメニア使徒教会(アルメニア正教会)キリキア・カトリコスのアラム1世聖下(His Holiness Aram I, Catholicos of the Great House of Cilicia【Catholicos of the Holy See of Cilicia】)
の三者の会合がエジプトで開催。
コプト正教会より、
クサイア・ミール主教【アルクサヤ・ミール主教】“アンバ”・トマス座下(His Grace AnbaThomas, Bishop of Alqousaya and Meer)、
北シュブラ教会代主教“アンバ”・アンゲロス座下(His Grace AnbaAngelos, General Bishop of North Shoubra Churches)、
シリア正教会より、
ホムス・ハマ・タルトゥース及び近郊大主教“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence MorTimotheos Matta Al-Khoury, Archbishop of Homs, Hama, Tartous and Environs)
ベイルート大主教“モル”・クレーミス・ダニエル・クーリエフ座下(His Eminence MorClemis Daniel Kourieh, Archbishop of Beirut)、
キリキア・カトリコス庁より、 ナレグ・アレメジャン大主教座下(His Eminence Archbishop Dr Nareg Alemezian, Ecumenical Officer)
シリア駐箚使徒座使節マガル・アシュカリャン主教座下(His Grace Bishop Magar Ashkarian, Pontifical Nuncio to the Prelacy of Syria)
らが同席。
前日の、5月9日、イグナティウス・アフレム2世とアラム1世がエジプトに到着しています。
コプト正教会側から、
クサイア・ミール主教【アルクサヤ・ミール主教】“アンバ”・トマス座下(His Grace AnbaThomas, Bishop of Alqousaya and Meer)、
北シュブラ教会代主教“アンバ”・アンゲロス座下(His Grace AnbaAngelos, General Bishop of North Shoubra Churches)、 エクリマンドス主教座下(His Grace Bishop Eklimandos, General Bishop of the churches of Almaza, Al Amal City and East Nasr City)
らが出迎え。
シリア正教会では、
ホムス・ハマ・タルトゥース及び近郊大主教“モル”・ティモセオス・マッタ・アル・クーリー座下(His Eminence MorTimotheos Matta Al-Khoury, Archbishop of Homs, Hama, Tartous and Environs)
ベイルート大主教“モル”・クレーミス・ダニエル・クーリエフ座下(His Eminence MorClemis Daniel Kourieh, Archbishop of Beirut)、
らがイグナティウス・アフレム2世を出迎え。
イグナティウス・アフレム2世には、“モル”・ウジーン・アル=クーリー・ネマト大主教座下(His Eminence Archbishop MorAugeen Al-Khoury Nemat, Patriarchal Secretary)が同行。
2024年4月10日、キリスト教/オリエント正教会/コプト正教会の首座/アレクサンドリア教皇タワドロス2世聖下(His Holiness Pope Tawadros II of Alexandria)は、キリスト教/東方正教会/シナイ正教会の首座/シナイ・ファラン・ライソ大主教ダミアノス座下(His Beatitude Archbishop Damianos of Sinai, Faran【Farum】 and Raitho【Raithu】, and Abbot of the Holy Monastery of Saint Catherine of Mount Sinai)と会見しました。