キリスト教/“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”の“フィラレート総主教”が、イタリアで上訴審の始まるヴィタリー・マルキウ被告を無罪にしてくれるようにローマ教皇フランシスコ聖下に要請(2020年9月)

 “ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”首座/“フィラレート総主教”(キーウ・ルーシ=ウクライナ全土総主教フィラレート聖下 : His Holiness Patriarch Filaret of Kyiv and All Rus’-Ukraine)は、2020年9月29日にイタリア共和国で上訴審の始まるヴィタリー・マルキウ被告(Vitalii Markiv)に関して、「その権威とすべての可能な手段を使って無罪にしてくれるように」キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)に要請する文書を公開しています。

 

 (ウクライナ語:キエフ総主教庁【UOC-KP】公式ウェブサイト)Патріарх Філарет звернувся до Папи Римського Франциска на підтримку Віталія Марківа – Українська Православна Церква Київський Патріархат

 

 ヴィタリー・マルキウ被告は、ウクライナ国家警護隊の元・隊員で、ドンバス戦争においてイタリアの報道写真家らを殺害したとして、2019年にイタリアで有罪・24年の実刑判決が出ています(なお、イタリア市民権を保有している模様)。
 これに関しては、すべてロシアの陰謀で彼は無罪との説もウクライナなどから出ており、ゼレンスキー大統領らがイタリアに働きかけていました。

 

 真偽はともかくとして、ローマ教皇の力でイタリア共和国の裁判をなんとかしようという、フィラレート総主教の要請は……なんというかウクライナらしいといったらウクライナ人に怒られるのかもしれませんが、率直に言ってムチャを申される!、という気がします。

 なお、今のところですが、ロシア正教会モスクワ総主教庁系のウクライナ正教会【UOC】はもとより、コンスタンティノープル系ウクライナ正教会【OCU】やウクライナ東方典礼カトリック教会【UGCC】からは、ローマ教皇への要請などは出ておりません。

 

イタリア訪問中のキリスト教/アルメニア使徒教会カトリコスのガレギン2世聖下が、アルメニア・アゼルバイジャン間の戦闘勃発のため、ローマ教皇フランシスコ聖下との会談の後に急遽帰国(2020年9月)

 2020年9月27日、キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会/全アルメニア人のカトリコス・最高総主教ガレギン2世聖下(His Holiness Karekin IIGaregin II】, Supreme Patriarch and Catholicos of All Armenians)は、訪問先のイタリア共和国から急遽帰国の途についた模様。
 アルメニア共和国とアゼルバイジャン共和国との間での戦闘が勃発したためで、キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇フランシスコ聖下(ローマ法王フランシスコ台下 : His Holiness Pope Francis)との会談がおこなわれたと報道されています(予定を早めておこなわれたのではないかと思いますが、未確認)。

 ガレギン2世聖下には、アルメニア使徒教会 聖エチミアジン母座の西欧・カトリックへの窓口役となっているハジャグ・バルサミャン大主教座下(His Eminence Archbishop Khajag Barsamian)が同行したようです。

 

 (英語)Catholicos of All Armenians meets with Pope Francis, Azerbaijan's military operations discussed
 (英語)Pope
 (英語)All-Armenian Catholicos meets with Pope Francis and discusses military operations of Azerbaijan

 

 (イタリア語)Papa Francesco incontra il Catholicos armeno Karekin II. “Abbiamo pregato per la pace”

ACI StampaさんはTwitterを使っています 「L'incontro tra #PapaFrancesco e Karekin II 🔈Intervista al Catholicos #Armenia https://t.co/MYXrnDDJb9」 / Twitter

 

Armenian Church(アルメニア使徒教会 聖エチミアジン母座 公式チャンネル):
Catholicos of All Armenians Met With His Holiness Pope Francis – YouTube

 

キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、ポーランド大統領ドゥダ閣下と会見(2020年9月)

 2020年9月25日、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、ポーランド共和国大統領アンジェイ・ドゥダ閣下(His Excellency Mr Andrzej Duda)と会見しました。

 会談では、聖ヨハネ・パウロ2世の生誕100年、独立自主管理労働組合「連帯」40周年、大統領夫妻の結婚25周年(結婚は1994年12月)などが話題となったようです。

 また、ドゥダ大統領は、
 ローマ教皇庁国務省長官【首相 相当】ピエトロ・パロリン枢機卿座下(His Eminence Pietro Cardinal Parolin)、
 ローマ教皇庁国務省外務局局長【外務大臣 相当】ポール・リチャード・ギャラガー大司教座下(ホデルム名義大司教 : His Most Reverend Excellency Monsignor Archbishop Paul Richard Gallagher : Titular Archbishop of Hodelm)、
 らとも会談した模様。

 

 教皇、ポーランド大統領と会見 – バチカン・ニュース
 (英語)Pope Francis receives Polish president in the Vatican – Vatican News

 (ポーランド語:ポーランド大統領府公式サイト)Oficjalna strona Prezydenta Rzeczypospolitej Polskiej / Aktualności / Wizyty zagraniczne / Para Prezydencka w Watykanie. Audiencja u Papieża Franciszka

 

Prezydent.pl(ポーランド大統領府公式チャンネル):
Para Prezydencka u Papieża Franciszka – YouTube

 

 (英語)The pope gives a gift to the Polish President and his wife for their wedding anniversary | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
The pope gives a gift to the Polish President and his wife for their wedding anniversary – YouTube

 

Kancelaria PrezydentaさんはTwitterを使っています 「Watykan | Prezydent @AndrzejDuda z Małżonką Agatą Kornhauser-Dudą na audiencji u papieża Franciszka. Spotkanie, odbywające się w ostatnim dniu wizyty w Rzymie, jest związane z przypadającym w tym roku stuleciem urodzin św. Jana Pawła II. https://t.co/bRotJbdKGc https://t.co/147iRsO48G」 / Twitter

 

Kancelaria PrezydentaさんはTwitterを使っています 「Watykan | @AndrzejDuda jest pierwszym prezydentem, którego Papież Franciszek przyjął na audiencji odkąd w marcu również w Watykanie wprowadzono restrykcje w związku z pandemią koronawirusa. Relacja: https://t.co/bRotJbdKGc https://t.co/BfTmFCnQnU」 / Twitter

 

Kancelaria Prezydenta RP – Audiencja u Papieża Franciszka | Facebook

 

Prezydent RP Andrzej Duda(@prezydent_pl) • Instagram写真と動画

 

キリスト教/ローマ教皇庁列聖省長官ジョヴァンニ・アンジェロ・ベーチュ枢機卿座下が長官および「枢機卿としての権利」から辞任(2020年9月)

 2020年9月24日、キリスト教/ローマ・カトリック教会のローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、ローマ教皇庁列聖省長官ジョヴァンニ・アンジェロ・ベーチュ枢機卿座下(His Eminence Giovanni Angelo Cardinal Becciu)の列聖省長官の地位および「枢機卿としての権利(rights connected with the cardinalate)」からの辞任を承認しました。

 これは予想されていなかった動きのようで、また、枢機卿としての権利云々が具体的に何を示すのかもよくわかっていません。

 辞任理由として、バチカン国務省の財務関連の不法行為に関連するのではないかという観測が挙がっています。

 

 (英語)Pope accepts Cardinal Becciu's resignation – Vatican News
 (英語)Vatican Cardinal Angelo Becciu resigns from office and 'rights' of cardinals

 

 ベーチュ枢機卿は、フランシスコ教皇よりマルタ騎士団を抑えるための特別代理に叙任されていましたが、今回の件を受けて、総長不在のマルタ騎士団内部での親フランシスコ派と反フランシスコ派の駆け引きも起こるかもしれません。

 

追加リンクなど:

 (英語)Angelo Becciu, prefect of the Causes of Saints, resigns from his cardinalate and his position | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Angelo Becciu, prefect of the Causes of Saints, resigns from his cardinalate and his position – YouTube

 

 (英語)Cardinal Angelo Becciu: I am innocent. I hope the error is clarified | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Cardinal Angelo Becciu: I am innocent. I hope the error is clarified – YouTube

 

訃報(2020年7月17日):キリスト教/ローマ教皇庁 教育省 名誉長官ゼノン・グロホレフスキ枢機卿座下が帰天(1939~2020)

 2020年7月17日、キリスト教/ローマ・カトリック教会/ローマ教皇庁 教育省 名誉長官ゼノン・グロホレフスキ枢機卿座下(His Eminence Zenon Cardinal Grocholewski, Prefect Emeritus of the Congregation for Catholic Education (for Institutes of Study))が帰天した模様。
 1939年10月11日生まれの 80 歳。

 帰天に伴い、枢機卿の人数は 221 人に減少しました。

 

 グロコルゥスキー枢機卿死去、教育省前長官 – バチカン・ニュース

 

 (英語)Polish cardinal Zenon Grocholewski dies at 80 | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Polish cardinal Zenon Grocholewski dies at 80 – YouTube

 

追記:2020年7月21日:
 葬儀の様子/

 次席枢機卿の、ローマ教皇庁東方教会省長官レオナルド・サンドリ枢機卿座下(His Eminence Leonardo Cardinal Sandri, Prefect of the Congregation for the Oriental Churches)が司式。
 かつて同日に枢機卿に叙されたキリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇フランシスコ聖下(ローマ法王フランシスコ台下 : His Holiness Pope Francis)が参列。

 (英語)Pope participates in Cardinal Grocholewski's funeral | ROME REPORTS

ROME REPORTS in English:
Pope participates in Cardinal Grocholewski's funeral – YouTube