キリスト教/“モンテネグロ正教会”の“ミハイロ府主教”が、コンスタンティノープルからの独立正教会としての承認に自信をみせたとの報道(2020年1月)

 キリスト教/東方正教会の教会法上合法な教会に属さない(または主流のグループに属さない)“モンテネグロ正教会(MOC)”首座の“ミハイロ府主教”(ツェティニェ大主教・モンテネグロ府主教ミハイロ座下 : His Beatitude Mihailo, Archbishop of Cetinje and Montenegrin Metropolitan)は、コンスタンティノープルの全地総主教庁から独立正教会として認めるトモスを取得することに自信をみせたとの報道。
 コンスタンティノープル側は、モンテネグロはセルビア正教会の管轄権下にあるとしてたびたび否定していますが、彼ら自身のいうことはまったくあてにならないので渡すかもしれませんとしか……。

※ミハイロ府主教は、ついでに「マケドニア正教会-オフリド大主教庁【MOC-OA】もトモスをもらえるだろう」というように受け取れるように発言しているように書かれていますが、マケドニア正教会のほうは本当に交渉しています

 

 (英語)Mass media: Head of “Montenegrin church” says his structure would get Tomos – UOJ – the Union of Orthodox Journalists

 

関連:
 モンテネグロ議会が野党議員を18人ほど拘束してキリスト教/セルビア正教会の教会財産を大量に接収するための新法を成立(2019年12月)

 

キリスト教/アルメニア使徒教会 第85代コンスタンティノープル総主教サハク・マシャリャン座下が、トルコ大統領エルドアン閣下を訪問(2020年1月)

 2020年1月14日、キリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会の第85代コンスタンティノープル総主教サハク・マシャリャン主教座下(His Beatitude Bishop Sahak Mashalian, 85th Armenian Patriarch of Constantinople / Istanbul / Turkey)は、トルコ共和国大統領レジェップ・タイップ・エルドアン閣下(His Excellency Mr Recep Tayyip Erdoğan)を訪問しました。

 

 (英語:動画あり:トルコ大統領府 公式ウェブサイト)Presidency Of The Republic Of Turkey : President Erdoğan receives Armenian Patriarch Maşalyan of Turkey

 (英語)Turkish president receives Armenian Patriarch
 (英語)Turkish president receives newly elected Armenian Patriarch – Turkey News

 

Turkish PresidencyさんはTwitterを使っています: 「President @RTErdogan received 85th Armenian Patriarch of Turkey, Sahak Maşalyan, at the Presidential Complex. https://t.co/3cqAtBMHO6」 / Twitter

 

President Recep Tayyip Erdoğan received… – Turkish Presidency | Facebook

 

ANADOLU AGENCY (ENG)さんはTwitterを使っています: 「Turkish president receives Armenian Patriarch https://t.co/ZN8NdUVzDs https://t.co/Hsnp5Vuoi6」 / Twitter

 

Anadolu Agency – Turkish president receives Armenian… | Facebook

 

着座式(2020年1月11日):キリスト教/アルメニア使徒教会の第85代コンスタンティノープル総主教サハク・マシャリャン座下の着座式がおこなわれる。東方正教会/コンスタンティノープルの全地総主教バルソロメオス聖下らも参列

 2020年1月11日、昨年【2019年】12月に選出されたキリスト教/オリエント正教会/アルメニア使徒教会の第85代コンスタンティノープル総主教サハク・マシャリャン主教座下(His Beatitude Bishop Sahak Mashalian)の着座式がおこなわれました。

※サハク・マシャリャン座下を、サハク2世マシャリャンと表記しているケースがすでにあります。

※アルメニア使徒教会のコンスタンティノープル総主教とエルサレム総主教は、個人として大主教の称号を用い続けます。マシャリャン座下は主教ですが大主教に昇叙となるのかは不明で、もしかしたら主教のままかもしれません。

 着座式には、アルメニア使徒教会の、聖エチミアジン母座、キリキア・カトリコス庁、エルサレム総主教庁からも代表団が参列したようです。

 

 (英語)Bishop Sahak Mashalian enthroned as Armenian Patriarch of Constantinople – Public Radio of Armenia
 (英語)Bishop Sahak Mashalian Enthroned as Armenian Patriarch of Constantinople • MassisPost
 (英語)Armenian Patriarch of Constantinople Enthroned – The Armenian Mirror-Spectator

 

AGOS – Türkiye Ermenileri 85. Patriği II. Sahak (Maşalyan)…

 

AGOS – Türkiye Ermenileri 85. Patriği II. Sahak'ın…

※2:00前後にキリスト教/東方正教会/コンスタンティノープル=新ローマ大主教・全地総主教バルソロメオス聖下(バーソロミュー1世世界総主教バルトロマイ1世ヴァルソロメオス1世 : His All-Holiness Bartholomew, Archbishop of Constantinople-New Rome and Ecumenical Patriarch)の姿が:
バルソロメオス総主教

 

追加:

 東方正教会側の記事を見つけたのでリンクしておきます。

 (英語)Ecumenical Patriarch at enthronement of Armenian Patriarch in Constantinople – Orthodox Times
 トロント府主教/カナダにおける総主教代理ソティリオス大主教座下(His Eminence Metropolitan Archbishop Sotirios of Toronto, Exarch of the Patriarchate of Constantinople of Canada)がバルソロメオス総主教に同行していた模様。

 

インタビュー動画:キリスト教/“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”の“フィラレート総主教”へのインタビュー映像(2020年1月)「コンスタンティノープルや OCU が破門(anathema)してきても私にはどうでもいいこと」

 “ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”首座/“フィラレート総主教”(キーウ・ルーシ=ウクライナ全土総主教フィラレート聖下 : His Holiness Patriarch Filaret of Kyiv and All Rus’-Ukraine)がジャーナリストのインタビューに答えている動画です。

「“名誉総主教”などというものは存在しない。ギリシャ人が変なものをこしらえた。私は終身の総主教」
「真に独立した教会 = UOC-KP を諦めない」
「コンスタンティノープルや、 OCU【コンスタンティノープル系ウクライナ正教会】が破門(anathema)してこようが私にはどうでもいいことだ。(フィラレート総主教によれば)ロシア正教会(anathema)の破門も後にキリル総主教が『うまく働かなかった』と言っていた」

 

Телеканал ZIK:
Почесний патріарх Філарет | Інтерв'ю з Литвиненко на ZIK | 10.01.2020 – YouTube

 

Київський Патріархат(キエフ総主教庁【UOC-KP】公式チャンネル):
Велике інтерв'ю Святійшого Патріарха Філарета про Українське православ'я – YouTube

 

 (英語)Filaret: The Church has no honorary patriarchs – an invention of Greeks – UOJ – the Union of Orthodox Journalists
 (英語)Filaret: No anathema of Phanar matters to me – UOJ – the Union of Orthodox Journalists
 (英語)Filaret: Phanariots asked in negotiations – what will we have from this? – UOJ – the Union of Orthodox Journalists

 

キリスト教/コンスタンティノープル系ウクライナ正教会【OCU】首座“エピファニー府主教”「フィラレート名誉総主教は OCU の主教の一人」(2020年1月)

 キリスト教/東方正教会/コンスタンティノープル系ウクライナ正教会【OCU】の首座“エピファニー府主教”は、OCU から離脱し、独自に主教に選出・叙聖をおこなった“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”の“フィラレート総主教”(キーウ・全ルーシ=ウクライナ総主教フィラレート聖下 : His Holiness Patriarch Filaret of Kyiv and All Rus’-Ukraine)について、「“フィラレート名誉総主教”は OCU の主教の一人」「単に孤立しているだけ」「 UOC-KP はすでに存在していないので、それについて話す必要はない」と述べたようです。

 

 (ウクライナ語)Почесний патріарх Філарет перебуває в самоізоляції – митрополит ПЦУ Епіфаній

 (英語)Epiphany is still convinced that Filaret is OCU member – UOJ – the Union of Orthodox Journalists

 

 無効で反教会法といっていたはずが、「存在しないものについて話す必要はない」に変わりました。でも、 UOC-KP がさらに何かやらかせばまた違うことを言い始めるでしょう。

  UOJ の記事(上記の英語記事)は、少し前に、コンスタンティノープルのバルソロメオス総主教が、ロシア正教会をけなすためにフィラレート総主教を持ち上げた件(そんなに褒めるなら最初からフィラレート総主教をトップに認めてあげればウクライナ内部はもう少し落ち着いたんじゃないの?)の記事へリンクし、それゆえにコンスタンティノープルの下部組織の長でしかないエピファニー府主教はフィラレート総主教を攻撃できなくなっていると示唆しているかのようです。