キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が、英国駐箚ローマ教皇大使クラウディオ・グゲロッティ大司教座下を、ローマ教皇庁東方教会省長官に叙任(2022年11月)

 2022年11月21日、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、英国駐箚ローマ教皇大使クラウディオ・グゲロッティ大司教座下(レベルム名義大司教 : Archbishop Claudio Gugerotti, Titular Archbishop of Rebellum, Apostolic Nuncio to Great Britain)を、ローマ教皇庁/東方教会省長官に叙任しました。
 これまで長官を務めていた次席枢機卿レオナルド・サンドリ枢機卿座下(His Eminence Leonardo Cardinal Sandri)が11月21日で79歳になったことにより退任の模様(と報道されていますが、79歳で辞める/辞めさせる理由は特にないような……)。

 

 (英語:ローマ教皇聖座 公式サイト)Resignations and Appointments (continued), 21.11.2022
 (英語:バチカンニュース)Archbishop Gugerotti appointed new prefect of Eastern Churches – Vatican News

キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下がウクライナ駐箚ローマ教皇大使と会見(2019年6月)コンスタンティノープルとモスクワの教会分裂への失望が表明された模様

 ギリシャの正教会系メディア Romfea 英語版によりますと、キリスト教/ローマ・カトリック教会の首座/ローマ教皇聖座およびバチカン市国の絶対君主/ローマ教皇フランシスコ聖下(His Holiness Pope Francis)は、ウクライナ駐箚ローマ教皇大使クラウディオ・グゲロッティ大司教座下(レベルム名義大司教 : Archbishop Claudio Gugerotti, Titular Archbishop of Rebellum, Apostolic Nuncio to Ukraine)と会見。ウクライナのゼレンスキー新大統領への祝意伝達のほか、コンスタンティノープルとモスクワの教会分裂への失望が表明されたとの“消息筋”からの情報が出ています。

 

 (英語)Frustration of the Pope for the freezing of the relations between the Phanar and Moscow – Romfea News

 

 東方正教会の方面での解決はないので、カトリック側がいつ東方正教会(というのが一つの固まりであるということ)を“見限る”か、というのが歴史(キリスト教史)上の転換点になるでしょうか。