キリスト教/ロシア正教会モスクワ総主教庁が、 OCU と共同で礼拝をおこなったブルガリア正教会の府主教らとのコミュニオンを解除(2024年5月)

 2024年5月30日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁の聖シノドは、ブルガリア正教会の何人かの府主教・主教らとのコミュニオンを解除することを決定したようです。

 ブルガリア正教会のこれらの府主教らは、2024年5月19日に、 OCU (コンスタンティノープルが一方的にウクライナに設置)の聖職者らとトルコで共同で礼拝をおこなっており、ロシア正教会側の決定は予想されたものです。
 対象のブルガリア正教会の府主教らは以下の通りとなります。

 

 プロヴディフ府主教ニコライ座下(His Eminence Metropolitan Nikolay of Plovdiv)
 スタラ・ザゴラ府主教キプリアン座下(His Eminence Metropolitan Cyprian of Stara Zagora)
 ドロストル府主教ヤコフ座下(His Eminence Metropolitan JacobYakov】 of Dorostol)
 ヴェリカ主教シオニー座下(His Grace Bishop Sioniy of Velika)
 スモリャン主教ヴィサリオン座下(His Grace Bishop Visarion of Smolyan)

 

 (英語:ロシア正教会 モスクワ総主教庁 公式ウェブサイト)The Synod Acknowledged the Impossibility of Concelebration with Hierarchs of the Bulgarian Church Who Entered into Ecclesiastical Communion with Schismatics / News / Patriarchate.ru
 (英語:ロシア正教会 モスクワ総主教庁 渉外局 公式ウェブサイト)The Synod Acknowledged the Impossibility of Concelebration with Hierarchs of the Bulgarian Church Who Entered into Ecclesiastical Communion with Schismatics

 (英語)The Synod of the Russian Orthodox Church ceased prayerful communion with the hierarchs of the Bulgarian Church who served with the OCU – Raskolam.net
 (英語)ROC breaks communion with Bulgarian bishops who concelebrated with OCU – News – news of Orthodoxy – the Union of Orthodox Journalists
 (英語)Russian Synod forbids concelebration with Bulgarian hierarchs who concelebrated with schismatics / OrthoChristian.Com
 (英語)Liturgy with Ukrainian Schismatics Creates Rift Between Russia and Bulgaria – Orthodoxy Cognate PAGE

 (ギリシャ語)Το Πατριαρχείο Μόσχας διακόπτει την κοινωνία με Ιεράρχες της Βουλγαρίας

キリスト教/ブルガリア総主教ネオフィット聖下が、キプロス大主教クリソストモス2世座下と会談(2019年5月)

 2019年5月20日、キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会の首座/ブルガリア総主教・ソフィア府主教ネオフィット聖下(His Holiness Patriarch Neophyte【Neofit】 of Bulgaria, Metropolitan of Sofia)は、キリスト教/東方正教会/キプロス正教会の首座/ノヴァ・ユスティニアナと全キプロスの大主教クリソストモス2世座下(His Beatitude Archbishop Chrysostomos II of Nova Justiniana and all Cyprus)と会見しました。

 内容は特に触れられていませんが、クリソストモス2世座下がウクライナ問題に関する会談で歴訪すると報じられての報道なので、そうなのでしょう。
 とはいえ、やはりここでも「困ったねえ」「そうだねえ」以上の内容はないのではないかと思います。

 ブルガリア正教会側より、
 プロヴディフ府主教ニコライ座下(His Eminence Metropolitan Nikolay of Plovdiv)、
 ネヴロコプ府主教セラフィム座下(His Eminence Metropolitan Serafim of Nevrokop)、
 スタラ・ザゴラ府主教キプリアン座下(His Eminence Metropolitan Cyprian of Stara Zagora)、
 ヴラツァ府主教グリゴリー座下(His Eminence Metropolitan Grigoriy of Vratsa)、
 ヴィディン府主教ダニール座下(His Eminence Metropolitan Daniil of Vidin)、
 メルニク主教ゲラシム座下(His Grace Bishop Gerasim of Melnik)、
 らが同席。

 

БЪЛГАРСКА ПАТРИАРШИЯ / BULGARIAN PATRIARCHATE:
Българският патриарх Неофит се срещна с Кипърския архиепископ Хризостом II – YouTube

 

 (ブルガリア語:ブルガリア正教会【ブルガリア総主教庁】公式サイト)Българският патриарх Неофит се срещна с Кипърския архиепископ Хризостом II

 

キリスト教/ブルガリア正教会のスタラ・ザゴラ府主教キプリアン座下が、「エルサレムの聖火」受け取り時に、教会法上合法でない“マケドニア正教会-オフリド大主教庁【MOC-OA】”の主教を同行させる予定の模様(2019年4月)

 ギリシャの正教会系メディア Romfea によりますと、キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会のスタラ・ザゴラ府主教キプリアン座下(His Eminence Metropolitan Cyprian of Stara Zagora)とブルガリア共和国首相ボイコ・メトディエフ・ボリソフ閣下(His Excellency Mr Boyko Metodiev Borisov)の会談において、今年の「エルサレムの聖火」の受け取り時に教会法上合法でない“マケドニア正教会-オフリド大主教庁【MOC-OA】”の主教を同行させる方針が決まったようです。
 ブルガリア正教会は、教会法上合法でない MOC-OA との協調姿勢を崩しておらず、 MOC-OA の主教は、ギリシャ共和国と北マケドニア共和国間の国名問題解決に伴い、いずれコンスタンティノープルは MOC-OA を独立正教会として認めるだろうというコメントをしています。

 「エルサレムの聖火」は、東方正教会のエルサレム総主教が「復活教会【聖墳墓教会】」で使用したものを持ち帰って各教会が礼拝に使用するものですが、教会法上合法でない MOC-OA に直接エルサレム総主教側から聖火が渡せるものなのか。直接渡した場合、セルビア正教会がエルサレム総主教庁とのフル・コミュニオンを解除する可能性もあります。

 

 (英語)A “schismatic” bishop of the “Macedonian” Church will attend the ceremony of the Holy Fire – Romfea News

 

Romfea.newsさんのツイート: "Along with the Bulgarian delegation, a Bishop of the so-called “Macedonian” Church will also go to #Jerusalem for the Holy Fire #romfeanews #BulgarianChurch #HolyFire https://t.co/Q0pA7nWZVF"

 

Romfea.news – Along with the Bulgarian delegation, a… | Facebook

 

キリスト教/ブルガリア総主教ネオフィット聖下が、ロシア首相メドヴェージェフ閣下と会見(2019年3月)

 2019年3月5日、キリスト教/東方正教会/ブルガリア正教会の首座/ブルガリア総主教・ソフィア府主教ネオフィット聖下(His Holiness Patriarch Neophyte【Neofit】 of Bulgaria, Metropolitan of Sofia)は、ブルガリア共和国を公式訪問したロシア連邦首相ドミトリー・アナトリエヴィチ・メドヴェージェフ閣下(メドベージェフ首相 : His Excellency Mr Dmitry Anatolyevich Medvedev)と会見しました。

 会談にはブルガリア正教会より、
 スタラ・ザゴラ府主教キプリアン座下(His Eminence Metropolitan Cyprian of Stara Zagora)、
 ヴラツァ府主教グリゴリー座下(His Eminence Metropolitan Grigoriy of Vratsa)、
 ヴィディン府主教ダニール座下(His Eminence Metropolitan Daniil of Vidin)、
 メルニク主教ゲラシム座下(His Grace Bishop Gerasim of Melnik)、
 が同席。

 

БЪЛГАРСКА ПАТРИАРШИЯ / BULGARIAN PATRIARCHATE(ブルガリア総主教庁公式チャンネル):
Светейшият Български патриарх Неофит се срещна с Дмитрий Медведев – YouTube

 

 (ブルガリア語:ブルガリア正教会【ブルガリア総主教庁】公式サイト)Светейшият Български патриарх Неофит се срещна с Дмитрий Медведев

 (英語:ロシア政府公式サイト)The Russian Government | Dmitry Medvedev’s meeting with Neofit, the Patriarch of Bulgaria and Metropolitan of Sofia
 (ロシア語:ロシア政府公式サイト)Правительство России | Встреча Дмитрия Медведева с Патриархом Болгарским, Митрополитом Софийским Неофитом

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁公式サイト)Prime Minister of Russian Federation meets with Patriarch Neophyte of Bulgaria / News / Patriarchate.ru
 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Prime Minister of Russian Federation meets with Patriarch Neophyte of Bulgaria | The Russian Orthodox Church
 (ロシア語:ロシア正教会モスクワ総主教庁公式サイト)Состоялась встреча председателя Правительства РФ Д.А. Медведева с Патриархом Болгарским Неофитом / Новости / Патриархия.ru

 (英語)Medvedev meets with Patriarch of Bulgaria – Romfea News

 (英語)Interfax-Religion: Medvedev meets with Patriarch of Bulgaria
 (ロシア語)Интерфакс-Религия: Медведев встретился с Болгарским патриархом

 

キリスト教/ブルガリア正教会聖シノドが、ブルガリア首相ボイコ・ボリソフ閣下らと会見(2018年10月)

 2018年10月4日、キリスト教/東方正教会のブルガリア正教会総主教庁聖シノドは、ブルガリア共和国首相ボイコ・メトディエフ・ボリソフ閣下(His Excellency Mr Boyko Metodiev Borisov)や議員代表団らと会見しました。
 現在審議されている、宗教関連の法案二つに関する、ブルガリア正教会聖シノド側の反対意見を受けて、首相ら有力政治家が訪問した形です。

 

関連:
 キリスト教/ブルガリア正教会聖シノドが、同国の宗教関連の法の改定に反対する意見の提出と声明の公開(2018年10月)成立するとブルガリア正教会とイスラム教スンナ派以外は全部つぶれるという観測も

 

 ボリソフ首相は、国家とブルガリア正教会総主教庁の間に問題が起きないようベストを尽くすと表明した模様。。

 

БЪЛГАРСКА ПАТРИАРШИЯ(ブルガリア正教会総主教庁公式チャンネル):
Св. Синод се срещна с премиера Бойко Борисов – YouTube

 

 (ブルガリア語:ブルガリア正教会総主教庁公式サイト)Св. Синод се срещна с премиера Бойко Борисов и представители на политическите парии, внесли проектозаконите за Вероизповеданията

 

 現在、ブルガリア共和国では、ボリソフ首相を中心とした権威主義的(さらに強い批判者によれば全体主義的)政策が進められており、ブルガリア正教会に関していうと、教会を国家の管轄下に置くという方針だと見られています。これはかつての共産主義政権のようなものではないかということと、反発した聖職者らがかつてのブルガリア正教会代替シノドのようなものを結成して教会が分裂する可能性もあり、正直(法の改定は)やめてほしいというのが教会側の総意ということになるでしょう。

 

 一方で不思議なのは、ボリソフ首相にそこまでの権威があるのかどうかというところですが、こちらについてはなんとも……。
 東ヨーロッパには妖怪のような政治力を持つ政治家が各国に現れているとの観測もあり、ボリソフ首相が今後たとえ首相職を離れても事実上国政を牛耳る可能性もあります。

 

※臨席した聖シノドメンバーらを後で追記しておきます:
 ヴァルナとヴェリキー・プレスラフ府主教ヨアン座下(His Eminence Metropolitan Ĭoan of Varna and Veliki Preslav (Great Preslav))、

 ブルガリア総主教ネオフィット聖下(His Holiness Patriarch Neophyte【Neofit】 of Bulgaria)
 スリヴェン府主教ヨアンニキー座下(His Eminence Metropolitans Ĭoanikiĭ of Sliven)、
 ヴェリコ・タルノヴォ府主教グリゴリー座下(His Eminence Metropolitan GregoryGrigoriĭ】 of Veliko Tarnovo)、
 ロヴェチ府主教ガヴリール座下(His Eminence Metropolitan GabrielGavriil】 of Lovech)、
 西欧・中欧府主教アントニー座下(His Eminence Metropolitan AntonyAntoniĭ】 of the Western and Central Europe)、
 ネヴロコプ府主教セラフィム座下(His Eminence Metropolitan Serafim of Nevrokop)、
 ルセ府主教ナウム座下(His Eminence Metropolitan Naum of Ruse)、
 スタラ・ザゴラ府主教キプリアン座下(His Eminence Metropolitan Cyprian of Stara Zagora)、
 ヴラツァ府主教グリゴリー座下(His Eminence Metropolitan Grigoriy of Vratsa)、
 ヴィディン府主教ダニール座下(His Eminence Metropolitan Daniil of Vidin)、
 メルニク主教ゲラシム座下(His Grace Bishop Gerasim of Melnik)、