キリスト教/“ウクライナ正教会キエフ総主教庁【UOC-KP】”の“アンドリー主教”「『 UOC-KP が(もう)存在しない』というのは、『ドンバスにロシア兵がいない』というのと同じ」(2019年8月)

 前文だけ読んで吹き出したのでリンクだけしておきます。 UOC-KP の“アンドリー主教”(ヴァシルキウカ主教アンドリー座下 : His Grace Bishop Andriy of Vasylkivka)の手による記事のようですが、内容は大したことない、というか何回も出ているような内容です

 なお、 UOC-KP は、 OCU から離脱したとたんに OCU に弾圧を受けはじめ、 OCU に弾圧されていた( OCU 時代に弾圧していた)モスクワ総主教庁系ウクライナ正教会と同じような弾圧批判を始めたことでツッコミを受けていました。

 

 (ウクライナ語: UOC-KP 公式サイト)Єпископ Васильківський Андрій: Томос, – що ми отримали, і якою ціною – Українська Православна Церква Київський Патріархат

 

キリスト教/キプロス大主教クリソストモス2世座下が、“北キプロス・ロシア正教会”を批判(2019年8月)在外ロシア正教会と、在外ロシア正教会から分離した(通称)“アガファンゲル・シノド”の区別がついていないのでは……

 キリスト教/東方正教会/キプロス正教会の首座/ノヴァ・ユスティニアナと全キプロスの大主教クリソストモス2世座下(His Beatitude Archbishop Chrysostomos II of Nova Justiniana and all Cyprus)が、“北キプロス・ロシア正教会【Russian Orthodox Church of Northern Cyprus】”を批判し、9月5日の聖シノドで議題とする考えのようです。

 これは要するに、分断されているキプロス島の、トルコ側勢力が支配する北キプロス・トルコ共和国において、ロシア人系の勢力“北キプロス・ロシア正教会”がキプロス正教会の所有する聖堂などを占有しており、ロシア政府(プーチン大統領にエルドアン大統領への仲介など、またラヴロフ外相や外務省への要請など)及びロシア正教会モスクワ総主教庁に対応を要請したもののまったくやる気が感じられないということのようです。

 しかし、キプロス正教会公式サイト(公式サイトへの転載?)の記事に依ると、(ロシア側にやる気があまりないのはそうだろうとは思いますが)、キプロス正教会側がそもそもロシア正教会について認識が適当なのではと思われる箇所があります。
 たとえば、クリソストモス2世座下は、“北キプロス・ロシア正教会”を率いているらしい司祭について、モスクワ総主教庁渉外局、つまりキリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局長ヴォロコラムスク府主教イラリオン座下(ヒラリオン府主教 : His Eminence Metropolitan Hilarion of Volokolamsk, chairman of the Moscow Patriarchate’s Department for External Church Relations (DECR))に問い合わせて、その司祭はロシア正教会とはまったく関係がないという回答を得ているのですが、それに関して、その司祭を叙聖したアガファンゲル府主教という人物について述べていないので不十分であるかのように指摘しています。
 これはそうかもしれないのですが、そのアガファンゲル府主教を在外ロシア正教会【ROCOR】の米国東部・ニューヨーク府主教及びタヴリダ・オデッサ大主教としているのには相当驚かされました。御存じの通り(といっていいかどうかわかりませんが)、在外ロシア正教会【ROCOR】の米国東部・ニューヨーク府主教は、同教会首位の米国東部・ニューヨーク府主教イラリオン座下(His Eminence Metropolitan Hilarion of Eastern America & New York)であって、アガファンゲル府主教ではありません。ここで指摘されている“アガファンゲル府主教”は、在外ロシア正教会がロシア正教会の管轄権下に戻ることを不服として離脱し、通称“アガファンゲル・シノド”(自称は同じく在外ロシア正教会)を結成した人物です(タヴリダ・オデッサ大主教としていることから明らか)。キプロス大主教が教会法上合法な在外ロシア正教会の首位の名前すら知らないという衝撃の事実ですが、これでは(渉外局長のほうの)イラリオン座下がやる気のない回答をしたのかまさかそんなことも知らないとは思わなかったのか判断に困ります。というか知らないとは思わないでしょう
 東方正教会のギリシャ人は本当に自分たち以外に興味ないですね……。

 また、さらに驚きなことに、キプロス大主教らはこの府主教に対して名前(姓)を訪ねるメールを送ったそうです。なんでも、モスクワ総主教庁系ウクライナ正教会にオデッサ・イズマイル府主教アガファンゲル座下がいるので、別人であることを確認するためのようですが……いやあの……なんで素性の知れないほうの人物に尋ねるのですか? 確実に誰だかわかっているウクライナ正教会の人物に尋ねればいいではありませんか。
 返事はないとのことですが、メールを送られた“アガファンゲル府主教”もあきれ返っているのではないでしょうか。

 ともあれ、自覚はまったくないようですが、キプロス正教会はロシア正教会(特に在外ロシア正教会)にムダな喧嘩を売ったようなものです。「容認できない!」とか言われても……。
 しかし、ロシア正教会側もこんなアホウな人違いをされているとは思っていなかったでしょうし、この後の対応はさらにやる気を無くすでしょう。

 

 あと、“北キプロス・ロシア正教会”ですが、おそらくは“アガファンゲル・シノド”の一部ではないかと思います。
関連:
 キリスト教/“在外ロシア正教会アガファンゲル・シノド【ROCOR (A)】”の“ロマン主教”が、北キプロスで礼拝(2019年7月)

 

 (ギリシャ語:キプロス正教会公式サイト)Aρχιεπίσκοπος Κύπρου: Στην Ιερά Σύνοδο το θέμα των Ρώσων – Εκκλησία της Κύπρου

Γραφείο Ενημερώσεως και Επικοινωνίας της… – Γραφείο Ενημερώσεως και Επικοινωνίας της Εκκλησίας της Κύπρου | Facebook

 

 (英語)Archbishop of Cyprus on Russian Church in Occupied Cyprus: They are scammers, the Holy Synod will consider this issue – Romfea News

Romfea.newsさんはTwitterを使っています: 「#Archbishop #Chrysostomos: The self-styled “Russian Orthodox Church of Northern Cyprus” is unacceptable and does not belong to the official #Russian #Church #romfeanews #churchofcyprus https://t.co/y8WI03AWDT」 / Twitter

Romfea.news – Archbishop Chrysostomos: The self-styled… | Facebook

 

着座5周年(2019年8月17日):キリスト教/ウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)首座/キエフ・全ウクライナ府主教オヌフリー座下の着座5周年

 2019年8月17日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁の管轄権下で高度な自治的権限を有するウクライナ正教会の首座/キエフ・全ウクライナ府主教オヌフリー座下(His Beatitude Metropolitan Onufry of Kiev and All Ukraine)は、着座5周年を迎えました。
 礼拝や記念の行事などがおこなわれたようです。

 

Українська Православна Церква(ウクライナ正教会公式チャンネル):
Нагородження архієреїв у річницю Інтронізації Блаженнішого Митрополита Онуфрія – YouTube

 

Українська Православна Церква(ウクライナ正教会公式チャンネル):
5-та річниця Інтронізації Блаженнішого Митрополита Онуфрія – YouTube

 

Українська Православна Церква(ウクライナ正教会公式チャンネル):
Проповідь Предстоятеля УПЦ у 5-ту річницю Інтронізації – YouTube

 

 以下の主教らが共同で礼拝をおこないました。

  • フスト・ヴィノグラドフ府主教【フースト・ヴィノフラーディフ府主教】マルク座下(His Eminence Metropolitan Mark of Khust and Vinogradov【Vynohradiv】)
  • ヴィシゴロド・チェルノブイリ府主教パーヴェル座下(His Eminence Metropolitan Pavel of Vyshgorod and Chornobyl)
  • ボリスポリ・ブロヴァリー府主教【ボリスピリ・ブロヴァリー府主教】アントニー座下(His Eminence Metropolitan Antoniy of Boryspil and Brovary)
  • アメリカ正教会【OCA】のサンフランシスコ・西部諸州大主教ベンジャミン座下(His Eminence Archbishop Benjamin of San Francisco and the West)

 そのほか、大主教、主教らの昇叙がおこなわれたようです。

 

 (英語:ウクライナ正教会公式サイト)Ukrainian Orthodox Church prayerfully celebrates fifth anniversary of its Primate's enthronement (+video) – Українська Православна Церква

 (ウクライナ語:ウクライナ正教会公式サイト)Вітаємо Блаженнішого Митрополита Онуфрія з п’ятою річницею інтронізації (+відео) – Українська Православна Церква
 (ウクライナ語:ウクライナ正教会公式サイト)Напередодні Дня інтронізації Предстоятель очолив всенічне бдіння у Києво-Печерській Лаврі – Українська Православна Церква
 (ウクライナ語:ウクライナ正教会公式サイト)Українська Православна Церква молитовно відзначила п’ятиріччя інтронізації свого Предстоятеля – Українська Православна Церква

 

Вітаємо Блаженнішого Митрополита Онуфрія… – Українська Православна Церква | Facebook

 

 ボリスポリ・ブロヴァリー府主教アントニー座下が、オヌフリー座下を称えているという内容の記事:
 (英語)Metropolitan Anthony: To have such a Primate is grace of God for us – UOJ – the Union of Orthodox Journalists

 

 (英語)5th anniversary of enthronement of Metropolitan Onuphry celebrated in Kiev (+ VIDEO) / OrthoChristian.Com

 

動画: UOJ による、キリスト教/ウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)のルーシ洗礼を祝う行進が大成功に終わったことと、対立する勢力が衰退しているとする映像(2019年8月)

 2019年7月27日におこなわれたキリスト教/ウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)主催のルーシ洗礼を祝う行進ですが、主催者発表の 30 万人はともかくとしても、かなりの規模の成功をおさめたのは間違いないようで、反プーチン系(というか反・宗教抑圧)のメディアでもモスクワ総主教庁系のウクライナ正教会が存在感を示したことが触れられていたりします。
  UOJ(Union of Orthodox Journalists)の動画では、ウクライナ正教会の今回の行進の成功を、昨年までのウクライナの政治家/ナショナリストらによるヒステリックな弾圧を乗り越えたものだと位置づけるようなものとなっています。
 とはいえ、ゼレンスキー大統領は、ウクライナ正教会への弾圧や聖堂や修道院などの強制接収を黙認し続けるのは確実と思われるので、まだまだ先はわかりません(使える駒がずいぶんと頼りないものになってますので、どうするのかというのはありますけど)。

 

UOJ I Union of Orthodox Journalists:
Day of Rus Baptism: Great Cross Procession and dissenters without administrative resource – YouTube

 

 ウクライナ正教会の、
 ザポロージエ・メリトポリ府主教ルカ座下(His Eminence Metropolitan Luke of Zaporizhia and Melitopol)、
 ドニエプロペトロフスク・パヴログラード府主教【ドニプロペトロウシク・パウロフラード府主教】イリネイ座下(His Eminence Metropolitan Yryney of Dnipropetrovsk and Pavlograd)、
 キロヴォグラード・ノヴォミルゴロド府主教ヨアサフ座下(His Eminence Metropolitan Ioasaf of Kirovograd and Novomirgorod)、
 が動画中でコメントしています。

 

 コンスタンティノープル系ウクライナ正教会【OCU】内の権力争いに敗れた“フィラレート総主教”がいよいよ追い詰められ、バクチをやった割にはあっさりと選挙に負けたポロシェンコ(前)大統領は訴追を免れるためにアメリカのロビイストに助けを求めているという、昨年の破門撤回の時の両者の喜びようを思い出すと、涙が止まりません(訳:失笑してます)。
 この状況でコンスタンティノープルの全地総主教を称する御方はなにひとつ責任をお取りにならないようで、両者が完全に失墜した後、バルソロメオス総主教への恨み節が出るのかも注目です。

 

キリスト教/ウクライナ正教会(モスクワ総主教庁系)首座/キエフ・全ウクライナ府主教オヌフリー座下が、ドニエプロペトロフスク・パヴログラード府主教イリネイ座下に聖アンドレイ勲章を授与(2019年7月)

 2019年7月28日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁の管轄権下で高度な自治的権限を有するウクライナ正教会の首座/キエフ・全ウクライナ府主教オヌフリー座下(His Beatitude Metropolitan Onufry of Kiev and All Ukraine)は、同教会のドニエプロペトロフスク・パヴログラード府主教【ドニプロペトロウシク・パウロフラード府主教】イリネイ座下(His Eminence Metropolitan Yryney of Dnipropetrovsk and Pavlograd)に、聖アンドレイ勲章(Order of St. Apostle Andrew the First-Called)を授与したようです。

 

 (英語)His Beatitude Onuphry awards Met. Irenaeus with the order for merits to UOC – UOJ – the Union of Orthodox Journalists

 (ロシア語:ウクライナ正教会ドニエプロペトロフスク教区公式サイト)Митрополит Ириней награжден орденом святого апостола Андрея Первозванного

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