キリスト教/東方正教会/アンティオキア総主教ヨウハンナ10世聖下のセルビア訪問始まる、セルビア総主教イリネイ聖下と会見(2018年10月)

 2018年10月11日、キリスト教/東方正教会/アンティオキア・東方全土総主教ヨウハンナ10世聖下(His Beatitude Patriarch John X of Antioch and All the East)は、セルビア共和国訪問を開始、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)と会見しました。

 期間中、セルビア正教会の管轄区のうち、セルビア共和国以外への訪問も予定されている模様。

 

Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and all the East(東方正教会アンティオキア・東方全土総主教庁公式チャンネル):
البطريرك يوحنا العاشر غادر لبنان متوجّهًا إلى صربيا في زيارة سلاميّة رسميّة. – YouTube

 

Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and all the East(東方正教会アンティオキア・東方全土総主教庁公式チャンネル):
يوحنا وإيريناوس أقاما صلاة الشكر في كنيسة رؤساء الملائكة جبرائيل وميخائيل البطريركيّة في صربيا – YouTube

 

Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and all the East(東方正教会アンティオキア・東方全土総主教庁公式チャンネル):
مشاهد من صلاة الشكر في كنيسة البطريركية الصربية، 11 تشرين الأول 2018 – YouTube

 

Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and all the East(東方正教会アンティオキア・東方全土総主教庁公式チャンネル):
صلاة الشكر بالكامل في كنيسة البطريركية الصربية، 11 تشرين الأول 2018 – YouTube

 

Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and all the East(東方正教会アンティオキア・東方全土総主教庁公式チャンネル):
البطريرك يوحنا العاشر يزور سفارتي لبنان وسوريّة – YouTube

 

Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and all the East(東方正教会アンティオキア・東方全土総主教庁公式チャンネル):
البطريركان يوحنا وإيريناوس في زيارة إلى المتحف الوطني في بلغراد- صربيا – YouTube

 

Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and all the East(東方正教会アンティオキア・東方全土総主教庁公式チャンネル):
البطريرك يوحنا العاشر يرفع الصلاة في كنيسة "ميلاد السيّدة" روجيتسا – بلغراد – YouTube

 

Телевизија Храм:
Доксологија у част Патријарха антиохијског и свега Истока г Јована X – YouTube

 

Телевизија Храм:
Поздравна беседа Патријараха – YouTube

 

Телевизија Храм:
Пријем Патријарха антиохијског Г. Јована Х у Патријаршији – YouTube

 

Телевизија Храм:
Патријарх антиохијски у посети Народном музеју – YouTube

 

Телевизија Храм:
Посета Патријарха антиохијског Јована Х цркви Ружици – YouTube

 

 (英語:セルビア正教会総主教庁公式サイト)A Historical Visit: His Beatitude Patriarch John of Antioch and All East in Belgrade | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 (セルビア語:モンテネグロ・プリモルスカ府主教庁公式サイト)Историјска посета: Његово Блаженство Патријарх антиохијски и свега Истока г. Јован стигао у Београд | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)
 (セルビア語:モンテネグロ・プリモルスカ府主教庁公式サイト)Митрополит Амфилохије: Најзначајније личности Цркве православне посјетиле Црну Гору | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

 

シスマ2018:ウクライナのメディアが、キリスト教/コンスタンティノープルの全地総主教庁で木曜日まで非公開のシノドが始まったと報道。議題は発表されず(2018年10月)

【シスマ2018】東方正教会大分裂: ウクライナへの独立正教会設置を巡るコンスタンティノープルの全地総主教庁とロシア正教会モスクワ総主教庁の対立とそれに端を発した出来事及びその他のシスマ的な出来事の記事一覧

 

 ウクライナからの報道によりますと、2018年10月9日、キリスト教/東方正教会/コンスタンティノープルの全地総主教庁で木曜日まで非公開のシノドが始まったようです。

※ギリシャ系のメディアの報道が見当たらないので、万が一のフェイクニュースの可能性もありますが……。

 ともあれ、議題は発表されていませんが、ウクライナへの独立正教会設置の認定とみられています。

 

 (ウクライナ語)Розпочався Синод, який може вирішити долю української автокефалії – BBC News Україна

 

 早ければ10月11日にウクライナ正教会に独立正教会が設置されると発表されます。

 さて、ロシア正教会側は不思議なほど打てる手がありません。
 ユーカリスト・コミュニオンは解除するでしょうが、それにどれだけ意味があるかは不明で、そもそも今よりも厳しい状況ではない時期に解除がおこなわれたこともあり、これに留まるだけであるのなら敗北でしょう。
 かといって、 excommunication や anathema のような破門は他教会の理解は(ここまできてもなお)得られないでしょう。もちろんそれを覚悟で宣言する可能性はあります。

 ほかに打てる手としては、アンティオキア総主教庁になにか動いてもらうことですが、同庁自体がエルサレム総主教庁との問題が解決できておらず、シスマを加速するだけになるかもしれません(いっそ加速させようということでモスクワと合意するかもしれませんが……)。

 アレクサンドリア総主教庁の行動が極めて重要になってきています。
 もし同庁が最期までロシア正教会の味方をしてくれるならば、モスクワ総主教庁はアレクサンドリア総主教庁を新しい“first among equals”に推すだけです。
 アレクサンドリア総主教の“Pope”称号も、これまで「教皇」とするのは例外的でしたが、転換点となるかもしれません。
 エルサレム総主教庁がコンスタンティノープルの全地総主教庁と縁を切ることは極めて考えにくいため、エルサレムと対立してきたアンティオキア総主教庁の合意も得られる可能性はあり、ある程度綺麗な分裂に向かっていくかもしれません。
 とはいえ、アレクサンドリアがそこまで踏み切れるかというと、難しいかとも思われます。
「ここは耐えよう」と説得されるかもしれません。

 とはいえ、なにもしないことはモスクワの敗北を意味します。「モスクワは第三のローマ」ではなく「モスクワはモスクワ」ということになれば、ロシア連邦という国家の権威も落ちる可能性もあります。

 古代四総主教庁が現在位置する国家は、
 コンスタンティノープル = トルコ、
 アンティオキア = シリア
 エルサレム = イスラエル(実効支配)、パレスチナ
 アレクサンドリア = エジプト
 です。
 シリアはロシアとの関係は緊密で、エジプトもロシアとは友好的、トルコ・イスラエルとは政治的な駆け引きがおこなわれる可能性がある程度あります。
 舞台は政治に移るのか。

 

 いずれにせよ、全地総主教庁がウクライナに独立正教会を設置した場合、東方正教会に関連する地域への渡航や、(日本にも存在しますが)東方正教会系統の聖堂・修道院・遺跡などには近づかないほうが良いかもしれません。
 特にウクライナ。個人的には、外務省は「レベル3 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を全域に出すべきだと思います。

 

シスマ2018:キリスト教/東方正教会/アレクサンドリア総主教セオドロス2世聖下がウクライナ正教会首座/キエフ府主教オヌフリー座下と共同礼拝(2018年9月)アガファンゲル府主教座下の80歳を祝う

【シスマ2018~】 ウクライナへの独立正教会設置を巡るコンスタンティノープルの全地総主教庁とロシア正教会モスクワ総主教庁の対立とそれに端を発した出来事の記事一覧

 

訪問関連:
 キリスト教/東方正教会/アレクサンドリア総主教セオドロス2世聖下が、ロシア正教会系のウクライナ正教会のオデッサ教区を訪問、教会法上合法である同教会とその首座のキエフ府主教オヌフリー座下への支持をあらためて表明(2018年9月)
 キリスト教/東方正教会/アレクサンドリア総主教セオドロス2世聖下によるウクライナ正教会オデッサ教区訪問2日目(2018年9月)ロシア正教会系のウクライナ正教会及びモルドバ正教会の主教らと共同礼拝

 

 2018年9月29日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の管轄下で自治的な権限を行使するウクライナ正教会のオデッサ教区を訪問中のキリスト教/東方正教会/アレクサンドリア・全アフリカ総主教セオドロス2世聖下(His Beatitude Theodoros II, Pope and Patriarch of Alexandria and All Africa)は、ウクライナ正教会の首座/キエフ・全ウクライナ府主教オヌフリー座下(His Beatitude Metropolitan Onufriy of Kiev and All Ukraine)と共同で礼拝をおこないました。
 また、ウクライナ正教会のオデッサ・イズマイル府主教アガファンゲル座下(アハファンヘル府主教 : His Eminence Agafangel, Metropolitan of Odessa and Izmail)の80歳が祝われたようです。
 モルドバ正教会の首座/キシナウ・全モルドバ府主教ヴラジミール座下(His Eminence Metropolitan Vladimir of Chişinău and All Moldova)、ウンゲニ・ニスポレニ主教ペトル座下(His Grace Petru, Bishop of Ungheni and Nisporeni)らが参列。

 

Одесская епархия(ウクライナ正教会オデッサ教区公式チャンネル):
Проповедь в день памяти прп. Кукши Одесского – YouTube

 

Одесская епархия(ウクライナ正教会オデッサ教区公式チャンネル):
День памяти преподобного Кукши Одесского – YouTube

 

Одесская епархия(ウクライナ正教会オデッサ教区公式チャンネル):
Патриаршее богослужение в Измаиле – YouTube

 

Одесская епархия(ウクライナ正教会オデッサ教区公式チャンネル):
Слова и приветствия после Богослужений в Измаиле – YouTube

 

Одесская епархия(ウクライナ正教会オデッサ教区公式チャンネル):
Встреча Патриарха Александрийского и Блаженнейшего митрополита Киевского и всея Украины в Измаиле – YouTube

 

 (英語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)His Beatitude Patriarch Theodore II of Alexandria and His Beatitude Metropolitan Onufry of Kiev celebrate Liturgy at the Monastery of the Holy Dormition in Odessa | The Russian Orthodox Church

 (英語:モルドバ正教会公式サイト)Orthodox Church of Moldova – Metropolis of Chişinău and all Moldova | H.E. Vladimir, Metropolitan of Chisinau and Moldova, participated in the Divine Liturgy on the celebration of the 80th anniversary of Metropolitan Agafangel of Odesa and Ismail

 (ロシア語:ウクライナ正教会オデッサ教区公式サイト)Православная Одесса | Блаженнейший Патриарх Александрийский Феодор II и Блаженнейший митрополит Киевский и всея Украины Онуфрий совершили Божественную литургию в Свято-Успенском Одесском мужском монастыре

 (ウクライナ語:ウクライナ正教会公式サイト)Блаженніший Патріарх Феодор II та Блаженніший Митрополит Онуфрій звершили святкове богослужіння в Одесі
 (ウクライナ語:ウクライナ正教会公式サイト)Предстоятель: Добрими справами слід не «піаритися», а робити їх потаємно (+відео) – Українська Православна Церква
 (ウクライナ語:ウクライナ正教会公式サイト)Предстоятель Олександрійської Церкви: Молімося на колінах, щоб був мир в Україні – Українська Православна Церква
 (ウクライナ語:ウクライナ正教会公式サイト)Блаженніший Патріарх Феодор і Блаженніший Митрополит Онуфрій очолили всенічне бдіння у Свято-Покровському соборі Ізмаїла (+відео) – Українська Православна Церква

 (ロシア語:ロシア正教会モスクワ総主教庁公式サイト)Блаженнейший Патриарх Феодор II и Блаженнейший митрополит Онуфрий совершили Литургию в Успенском монастыре Одессы / Новости / Патриархия.ru
 (ロシア語:ロシア正教会モスクワ総主教庁渉外局公式サイト)Блаженнейший Патриарх Александрийский Феодор II и Блаженнейший митрополит Киевский Онуфрий совершили Литургию в Успенском монастыре Одессы | Русская Православная Церковь

 (ルーマニア語:モルドバ正教会公式サイト)ÎPS Părinte Mitropolit Vladimir a participat la Slujba praznicală prilejuită de cea de a 80-a aniversare a ÎPS Părinte Agafanghel, Mitropolit de Odesa și Ismail | Mitropolia Chişinăului şi a Întregii Moldove
 (ルーマニア語:モルドバ正教会ウンゲニ・ニスポレニ教区公式サイト)În ziua pomenirii cuviosului Cucșa al Odessei Preasfințitul PETRU, Episcop de Ungheni și Nisporeni a participat la Sfânta Liturghie în mănăstirea „Adormirea Maicii Domnului” din orașul Odessa
 (ルーマニア語:モルドバ正教会ウンゲニ・ニスポレニ教区公式サイト)Preasfintitul episcop PETRU a luat parte la Slujba privegherii in Catedrala din Ismail
 (ルーマニア語)ÎPS Părinte Mitropolit Vladimir a participat la Slujba praznicală prilejuită de cea de a 80-a aniversare a ÎPS Părinte Agafanghel, Mitropolit de Odesa și Ismail – Portalul "Moldova Ortodoxă" | Portalul "Moldova Ortodoxă"

 

シスマ2018:キリスト教/東方正教会/アレクサンドリア総主教セオドロス2世聖下によるウクライナ正教会オデッサ教区訪問2日目(2018年9月)ロシア正教会系のウクライナ正教会及びモルドバ正教会の主教らと共同礼拝

【シスマ2018~】 ウクライナへの独立正教会設置を巡るコンスタンティノープルの全地総主教庁とロシア正教会モスクワ総主教庁の対立とそれに端を発した出来事の記事一覧

 

訪問初日:
 シスマ2018:キリスト教/東方正教会/アレクサンドリア総主教セオドロス2世聖下が、ロシア正教会系のウクライナ正教会のオデッサ教区を訪問、教会法上合法である同教会とその首座のキエフ府主教オヌフリー座下への支持をあらためて表明(2018年9月)

 

 2018年9月28日、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会の管轄下で自治的な権限を行使するウクライナ正教会のオデッサ教区を訪問中のキリスト教/東方正教会/アレクサンドリア・全アフリカ総主教セオドロス2世聖下(His Beatitude Theodoros II, Pope and Patriarch of Alexandria and All Africa)は、オデッサの至聖三者大聖堂にて、ウクライナ正教会の主教ら、及びウクライナ正教会と同じくロシア正教会下で自治的な権限を保有するモルドバ正教会の首座/キシナウ・全モルドバ府主教ヴラジミール座下(His Eminence Metropolitan Vladimir of Chişinău and All Moldova)らと共同で礼拝をおこなったようです。

 また、同地の大学から名誉博士号を受けたようです。

 

Одесская епархия(ウクライナ正教会オデッサ教区公式チャンネル):
Патриаршее богослужение в Свято-Троицком греческом соборе – YouTube

 

Одесская епархия(ウクライナ正教会オデッサ教区公式チャンネル):
Посещение Патриарха Александрийского НУ "Одесская юридическая академия" – YouTube

 

Одесская епархия(ウクライナ正教会オデッサ教区公式チャンネル):
Вечернее богослужение накануне дня памяти прп. Кукши Одесского – YouTube

 

 (ロシア語:ウクライナ正教会オデッサ教区公式サイト)Православная Одесса | Блаженнейший Патриарх Александрийский и всея Африки Феодор II совершил Божественную литургию в Свято-Троицком соборе г. Одессы (Видео)
 (ロシア語:ウクライナ正教会オデッサ教区公式サイト)Православная Одесса | Блаженнейший Патриарх Феодор II был удостоен почетного звания доктора honoris causa Национального университета «Одесская юридическая академия» (Видео)
 (ロシア語:ウクライナ正教会オデッサ教区公式サイト)Православная Одесса | Накануне дня памяти преподобного Кукши Одесского Блаженнейший Патриарх Феодор II возглавил праздничное всенощное бдение в Свято-Успенском Одесском мужском монастыре (Видео)

 (ウクライナ語:ウクライナ正教会公式サイト)Олександрійський Патріарх Феодор звершив Літургію в Одеському соборі, де служив протягом 10-ти років (+відео) – Українська Православна Церква
 (ウクライナ語:ウクライナ正教会公式サイト)Олександрійський Патріарх повідомить усіх Предстоятелів Помісних Церков про реальну церковну ситуацію в Україні (+відео) – Українська Православна Церква

 (ルーマニア語:モルドバ正教会ウンゲニ・ニスポレニ教区公式サイト)Preasfințitul Episcop PETRU, a luat parte la Liturghia oficiată de Preafericitul TEODOR al II, Patriarhul Alexandriei și a întregii Africi (Foto/Vedeo)
 (ルーマニア語:モルドバ正教会ウンゲニ・ニスポレニ教区公式サイト)Preasfințitul Episcop PETRU, ia parte la festivitățile prilejuite de venirea Preafericitului Patriarh TEODOR la Odessa (Foto/Video)
 (ルーマニア語:モルドバ正教会ウンゲニ・ニスポレニ教区公式サイト)Slujba Privegherii în ajunul prăznuirii Cuviosului Cucșa al Odessei (Foto/Video)

 

 アレクサンドリア・全アフリカ総主教セオドロス2世聖下、モルドバ府主教ヴラジミール座下のほかに、礼拝の参加者として名前が挙がっている主教:

※後で追記します。

 オデッサ・イズマイル府主教アガファンゲル座下(アハファンヘル府主教 : His Eminence Agafangel, Metropolitan of Odessa and Izmail)、

 ブルガリア正教会のヴァルナとヴェリキー・プレスラフ府主教ヨアン座下(His Eminence Ĭoan, Metropolitan of Varna and Veliki Preslav (Great Preslav))、
 アンティオキア総主教庁の駐モスクワ・メトヒオン【ポドヴォリエ】ニフォン府主教座下(His Eminence, the Most Reverend Niphon, Metropolitan of Philippople?【Chehba?】)、

 ルガンスク・アルチェフスク府主教ミトロファン座下(His Eminence Metropolitan MitrofanMytrofan】 of Lugansk and Alchevsk)、
 ボリスポリ・プロヴァリー府主教アントニー座下(His Eminence Metropolitan Antoniy of Boryspil and Brovary)、
 フメリニツキー・スタロコンスタンチノフ府主教アントニー座下(His Eminence Metropolitan Antoniy of Khmelnitsky and Starokostiantyniv)、
 ロシア正教会のニジニ・ノヴゴロドとアルザマス府主教ゲオルギー座下(His Eminence Metropolitan Georgiy of Nizhny Novgorod and Arzamas)、
 ヘルソン・タヴリダ府主教ヨアン座下(His Eminence Metropolitan Ioann of Kherson and Taurida)、
 イジュム・クピャンスク府主教エリセイ座下(His Eminence Metropolitan Yelisey of Izium and Kupiansk)、
 キロヴォグラード・ノヴォミルゴロド府主教ヨアサフ座下(His Eminence Metropolitan Ioasaf of Kirovograd and Novomirgorod)、
 スミ・アフティルスキー府主教イェヴロギー座下(His Eminence Metropolitan Yevlogiy of Sumy and Akhtyrsky)、
 ガリツィヤ・リヴォフ大主教大主教【ハリチュナ・リヴィウ大主教】フィラレート座下(His Eminence Archbishop Filaret of Lviv and Galicia)、
 バンチェニー大主教ロンギン座下(His Eminence Archbishop Longin of Bancheny)、
 ニジン・プリルキ大主教クリメント座下(His Eminence Archbishop KlimentClement】of Nezhin and Pryluky)、
 オヴィディオポリ主教アルカディー座下(His Grace Arkadiy, Bishop of Ovidiopol)、
 ユージュネ主教ディオドル座下(His Grace Diodor, Bishop of Yuzhne)、
 アルツィス主教ヴィクトル座下(His Grace Victor, Bishop of Artsyz)、
 マカロフ主教ゲデオン座下(His Grace Gedeon, Bishop of Makarov)、
 モルドバ正教会のウンゲニ・ニスポレニ主教ペトル座下(His Grace Petru, Bishop of Ungheni and Nisporeni)、
 元コノトプ・グルーホフ主教のイノケンティー主教座下(His Grace Bishop Innokentiy)、

 

インタビュー記事:ロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下がウクライナに独立正教会を設置しようとしているキリスト教/コンスタンティノープル全地総主教庁を批判「首位性は儀礼的なもの」「あそこはアンティオキア総主教庁から独立したが今は指示を受けたりしない」「自らが独立を認めた教会へ介入する権利はない」(2018年9月)

※この記事は世界の王室ニュースと重複します。

 

2018年~ ウクライナへの独立正教会設置を巡るコンスタンティノープルの全地総主教庁とロシア正教会モスクワ総主教庁の対立関連の記事一覧

 

 ロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下(Head of the Russian Imperial House : Her Imperial Highness The Grand Duchess Maria Wladimirovna of Russia)が、Interfax のインタビューを受けた模様です。
 元が英語なのか、そのロシア語版の翻訳なのかわかりませんが、英語記事がロシア帝室公式サイトに掲載されています。

 

 (英語:ロシア帝室公式サイト)Russian Imperial House – Grand Duchess Maria of Russia: Constantinople’s position will lead to the splintering of the very foundations of Orthodoxy

 

 キリスト教/東方正教会/全地総主教庁(コンスタンティノープル)が、ウクライナの管轄権を持つロシア正教会モスクワ総主教庁の許諾なしに一方的に「ウクライナへの独立正教会設置準備」を始めたことについて聞かれ、それを批判している内容です(「非常に悲しんでいる」というような言葉もありますが)。

 自らは、聖職者でも歴史家でもないため専門家ではないと前置きしつつも、全地総主教庁(コンスタンティノープル)の首位性は儀礼的なものであり実質はないとし、コンスタンティノープルはもともとはアンティオキア総主教庁から独立したが(大昔ですが)その後に指示を受けたりしていないことを例示し(これは微妙です。少なくとも初期の総主教らはアンティオキアに叙任されていたという話もあります。とはいえ現在はもちろんそうではありません)どの教会であれ独立正教会と認めた教会へは介入する権利は持っていないと述べています。

 また、東方正教会の理論としてどうなのかはわかりませんが、「母なる教会」(Mother Church)と「娘である教会」(Daughter Church)は、母が娘の独立を認めたら「姉妹教会」(Sister Church)になる、という表現を用いています(あくまで表現です。この表現は初めて見ましたが……通常は独立を認めても「母なる教会」は「母なる教会」と表現されます)。

 結論として、コンスタンティノープル全地総主教庁の行動は、東方正教会を分裂させるものだ、としています。

 

 全体の話の流れはロシア正教会側の主張とほぼ同じですが、「母なる教会」関連の表現ではさらに踏み込んでおり、これはあるいはロシア正教会モスクワ総主教庁とは立場が違うかもしれません(この理屈であれば、ロシア正教会モスクワ総主教庁が独立を認めた教会側はロシア正教会を「母なる教会」と呼ぶ必要はないことになりますので)。