着座7周年(2020年1月27日):キリスト教/アメリカ正教会【OCA】首座ティーホン府主教座下が着座7周年を迎える

 2020年1月27日、キリスト教/東方正教会/アメリカ正教会【OCA】の首座/ワシントン大主教、全アメリカ・カナダ府主教ティーホン座下(His Beatitude Metropolitan Tikhon of All America and Canada, Archbishop of Washington)は、着座7周年を迎えました。

 

 (英語:アメリカ正教会【OCA】公式ウェブサイト)Seventh Anniversary of Metropolitan Tikhon’s Enthronement – Orthodox Church in America

 

Orthodox Church OCAさんはTwitterを使っています: 「Seventh Anniversary of Metropolitan Tikhon’s Enthronement https://t.co/HCYxSYtWCy https://t.co/o8E6AUp98u」 / Twitter

 

Many Years, Metropolitan Tikhon! – Orthodox Church in America | Facebook

 

キリスト教/ギリシャ真正教会“カリニコス・シノド”【GOC-K】の降誕祭のメッセージ(2020年1月)

 キリスト教/東方正教会系統のオールド・カレンダリスト【Old Calendarist】【旧暦主義者】の集団の一つ、 GOC-K (Church of the Genuine Orthodox Christians of Greece : ギリシャ真正教会 : カリニコス・シノド : Kallinikos-Synod)が降誕祭のメッセージを出しています。

※「Church of the Genuine Orthodox Christians of Greece」には同名の集団(離脱した勢力など)があってややこしいですが。
 おそらくここの集団が最大勢力で、第三者が単にこの名称や GOC という略称を使う場合もこの教会を指すことが多いのではないかと思います。

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 (英語:アメリカ・ギリシャ真正教会公式サイト)Synodal Nativity Message for 2019

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キリスト教/在外ロシア正教会【ROCOR】の首位/米国東部・ニューヨーク府主教イラリオン座下による降誕祭のメッセージ(2020年1月)

 キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁の管轄権下で自主的に行動している在外ロシア正教会【ROCOR】の首位、米国東部・ニューヨーク府主教イラリオン座下(His Eminence Metropolitan Hilarion of Eastern America & New York)による降誕祭のメッセージです。

 

 (英語:在外ロシア正教会【ROCOR】公式サイト)The Russian Orthodox Church Outside of Russia – Official Website | Nativity Epistle of His Eminence Hilarion, Metropolitan of Eastern America and New York, First Hierarch of the Russian Church Abroad
 (英語:在外ロシア正教会米国東部教区公式サイト)Nativity Epistle of His Eminence Hilarion, Metropolitan of Eastern America & New York, First Hierarch of the Russian Church Abroad | Eastern American Diocese of the Russian Orthodox Church Abroad

 

キリスト教/カルデア東方典礼カトリック教会首座/バビロニア総大司教ルイ・ラファエル1世サコ枢機卿座下が、緊迫するイラク情勢に関して短い声明(2020年1月)

 2020年1月4日付で、キリスト教/ローマ・カトリック教会/東方典礼カトリック教会/カルデア東方典礼カトリック教会首座/バビロニア総大司教【バビロン総大司教】ルイ・ラファエル1世サコ枢機卿座下(His Eminent Beatitude Louis Raphaël I Cardinal Sako, Patriarch of Babylon【Babilonia】, Archbishop of Baghdad, Chaldean Patriarch)が、アメリカがイラクで実行した作戦(ソレイマニ司令官殺害)により、国内情勢が緊迫化していることについて、短い声明を出しています。

 内容は全勢力に対話を求めるというよくあるものですが……。

 

 (英語【サイト自体はアラビア語】:カルデア東方典礼カトリック教会公式サイト)Statement of the Chaldean Patriarchate on the 4th of January 2020 – البطريركية الكلدانية
 (英語:バチカン・ニュース)Patriarch Sako hopes Iraq will not become a war zone – Vatican News

 

http://saint-adday.com/?p=35919 – البطريركية الكلدانية Chaldean Patriarchate | Facebook

 

首座全体会合を呼びかけたキリスト教/東方正教会/エルサレム総主教セオフィロス3世聖下の真意はいまだ不明。ギリシャの正教会系メディアには苛立ちも(2020年1月)

 キリスト教/東方正教会/エルサレム・全パレスチナ総主教セオフィロス3世聖下(His Beatitude Theophilos III, Patriarch of Jerusalem and All Palestine)が東方正教会首座全体会合を呼びかけた件ですが、聖下の真意はいまだ不明です。

 これについて、ギリシャの正教会系メディアのひとつ、 ΟΡΘΟΔΟΞΙΑ INFO(orthodoxia.info)が、エルサレム総主教から、キリスト教/東方正教会/コンスタンティノープル=新ローマ大主教・全地総主教バルソロメオス聖下(バーソロミュー1世世界総主教バルトロマイ1世ヴァルソロメオス1世 : His All-Holiness Bartholomew, Archbishop of Constantinople-New Rome and Ecumenical Patriarch)に送られた英文の手紙を入手して公開しています。

 

 (ギリシャ語)ΑΠΟΚΛΕΙΣΤΙΚΟ: Η επιστολή Ιεροσολύμων για την σύναξη Προκαθημένων στην Ιορδανία – ΟΡΘΟΔΟΞΙΑ INFO

 

 この手紙については、すでに各方面で話題になっているのですが、このほど同じくギリシャの正教会系メディアのひとつ romfea.gr(英語版は Orthodox Times に名称を変更)がこれを批判的に取り上げています

 

 (英語)The letter of the Patriarch of Jerusalem for the synaxis of Orthodox primates in Jordan – Orthodox Times

 

 この記事の末尾、

It is noteworthy for historical reasons that the Patriarch of Jerusalem, who cited unity and love to justify his intervention in the powers of the Ecumenical Throne, has ceased communion with the Patriarch of Antioch over the last six years due to a disagreement over jurisdiction in Qatar where only one parish exists!

 エルサレム総主教庁は、カタールの大主教庁設置の件で、アンティオキア総主教庁と相互にコミュニオンを解除していますが、これを取り上げ、
 「たった一つの小教区で六年もアンティオキアとコミュニオンを停止しておいて、なにが一致と愛だ!」

 ──と、この記事を書いた人物が吐き捨てているのが目に見えるようです。

 しかしこれはブーメランで、そのたった一つの小教区をめぐるエルサレムとアンティオキアの間の調停を六年間おこなえなかったコンスタンティノープルが、ここまで乱れた東方正教会全体を立て直すのは不可能というツッコミが来るでしょう。

※しかも、そのエルサレムとアンティオキアの対立は、解決するかもしれない可能性が出てきています。
 キリスト教/東方正教会/アンティオキア総主教ヨウハンナ10世聖下が、エルサレム総主教の呼びかけによる東方正教会首座会合に関するメッセージを届けに来たフリストフォロス大主教座下と会見(2019年12月)
 個人的にはうまくいかないと思っていますが……。

 

 他にもこの記事には、

the Chief Secretary of the Holy Synod, Archbishop Aristarchos of Constantina, said that he could not make further statements without the blessing of his Patriarch.

 エルサレム総主教庁の聖シノドの事務を統括するコンスタンティナ大主教アリスタルコス座下(Geronda Secretary-General Most Reverend Archbishop Aristarchos of Constantina)が、「総主教の祝福がないとこれ以上は話せないのだ」と人を食ったようなことを言っていることにも言及されています。

 

 それにしても、エルサレム総主教庁の一連の動きは不可解です。

 セオフィロス3世総主教がどういう人物かといいますと、(もちろん会ったこともないですけど)、「東方正教会の高位聖職者で一番発言が軽い」「親アメリカ派」というのが、シスマ2018の前での定評と考えていいでしょう(真面目な方面ではそんなことは言われてなかったかもしれませんけど)。

 キリスト教/東方正教会/ロシア正教会モスクワ総主教庁の管轄権下で高度な自治的権限を有するウクライナ正教会の首座/キエフ・全ウクライナ府主教オヌフリー座下(His Beatitude Metropolitan Onufry of Kiev and All Ukraine)について、総主教は「オヌフリー府主教は神がこの難局を乗り越えるために選んだ人物」ととてつもない持ち上げようをしましたが、ロシア側からはまったく発言を信用されておらず、ロシア正教会によるコンスタンティノープルとのコミュニオン解除時には、「エルサレムがコンスタンティノープルに追随するならエルサレムともコミュニオンを解除だ!」との発言が出る始末でした。

 要するに、コンスタンティノープル側、モスクワ側、双方ともエルサレムはコンスタンティノープルに追随すると思い込んでいたわけですが、当のエルサレム総主教はかたくなにコンスタンティノープル支持を拒否し続けています。

 挙句の果てに、ウクライナ問題解決のための首座会合の招集という、(上記記事中にあるように用語の問題はあるにせよ)コンスタンティノープルの権威に挑戦する(※コンスタンティノープル派の意見)かのような行動に出たわけで、何が目的なのか、東方正教会全体が首をひねっている状態です。